平成25年以後 映画。演劇・他

平成16年6月~平成19年2月

◆ディパーテッド
19.2.25 Sun
 いやはや面白い。息もつかせぬテンポで引き込ませる。何時の間にディカプリオは、こんな男臭くなったのか、と眼を見張る。マット・デモンよりはるかに男らしい。例によって、ニコルソンは快演。韓国映画『インファナル・アフェア』のリメイクであるが、そこはハリウッド。この種の映画作りに関しては、韓国を凌駕している。感情を移入する登場人物はいないが、ストーリーの展開と映像で魅せるハリウッドの一つの典型作品。

◆あるいは裏切りという名の犬
18.12.16 Sat
★★★★★
 極上のノワール映画、これぞフランス映画。アクションといいストーリーといい、登場人物のメンタリティーといいフランスそのもの。冒頭のアクションからエンディングまで、一気に走りきるアクションとストーリー。登場人物は陰影を色濃く出しながら、メリハリが利いて分かりやすい。決して考えなければならないテーマがあるわけでなく、難しい話が語られる訳ではない。ただ、見終わった後にズシンと感情が残るだけである。だからフランス映画なのだが。

◆カジノ・ロワイヤル
18.12.2 Sat
★★★★★
 中高生の頃、ショーン・コネリーのボンドをよく観た。その後のボンドは、テレビ以外では殆ど観ていない。いや、テレビでも少し観れば観るのを止めてしまう。それほど、ボンド=ショーン・コネリーであった。しかし、今回のダニエル・クレイグはすばらしい。初代ボンド以上に、ボンドかもしれない。何よりも人間らしい表情がいい。悲しげな眼差しが、私の好みである。人間離れしたアクションも見ごたえがある。ボンドという人間にいかに感情を移入できるかということからすれば、最高のボンドが誕生した。

◆旅の贈りもの
18.11.22 Wed
★★★★★
 甘いことは分かっているが★五つ。私はこういう映画に弱い。映画の公式ホームページの説明は「偶数月の第3金曜日、深夜0時00分に大阪駅を出発する3両編成の不思議な列車。大勢の若い男女や、好奇心いっぱいの中年女性たちで賑わう車内。そこに、それぞれ悩みを抱えた5人の男女も乗り込んでいた…」で始まる。「そして、列車は翌朝「風町」に到着する。そこは、ぽつんと駅舎だけが立つ、ある田舎町。まぶしい陽射しと蝉時雨の中に旅人たちは降り立った。彼らは、あてもなく、ただ何となく田舎道を歩き始める。そこにあるのは静かな佇まいを見せる古い町並みと、暖かく爽やかな風。通り過ぎる人たちが微笑みかけたり、話しかけてくる。優しく、どこか懐かしい風景」と続けば、ストーリーを見誤ることはなく、予想通りに展開する。今の貴方を見つめるには、旅行ではなく旅が必要なんだ、と主張するのも予想通り。分かっていても、期待とおりに泣いてしまう。働くための機能が集積する都会、本来なら優しく語り合えるはずの人々が無関心にも通り過ぎるだけの人間関係、そんな都会にに何の価値があるのか。分かっているのだけれどどうすることもできない都会生活。旅先での人と自然とのふれあいは、何が必要かを教えてくれる、答えを探してくれる。そう言っている作品であり、全くそう思う。是非、映画館で一人で観ていただきたい。思う存分泣いてもいいように。大滝秀治、梅津栄、樫山文枝がいい味を出している。櫻井淳子は美人だし、徳永英明はいい男だし、配役も申し分なし。

◆麦の穂をゆらす風★★★★★
18.11.18 Sat
 医師から独立運動に身を投じることになった青年デミアン、彼と行動を共にする汽車の元運転手ダン。恋人シネード、デミアンの兄テディを中心として、1920年のアイルランド南部の町コークを舞台に、イギリスの支配下からの独立を目指す戦いが描かれる。決して戦争映画ではなく、戦闘映画でもない。したいことせねばならないことの間で揺れ動く心。圧制のなかかで奪われた自由と富、踏みにじられた民族の誇りと自由。これらのものを奪い返す戦いのなかで引き裂かれる兄弟。とにかくこういう映画を説明することも、感動を伝えることは難しい。映画はクオリアの世界だ。観ていただくしかない。ただ、「獄中で、読み書きを、いろいろな知識を学んだ。そして考えることを学んだ。」とダンが語る台詞に、思わず身が震える思いがした。そう今の我々は、考えることを学ばなければならない。考えなければならないことはたくさんあるはずだ。

◆父親たちの星条旗 
18.11.3 Fri
★★★★★
 単なる戦争映画ではない。普通のアメリカの若者が硫黄島の戦場に放り込まれる。戦わざるを得ない。その結果、英雄になってしまった3人。その3人のその後は人生は。硫黄島に立てられた星条旗の謎。我々と同じ等身大の人間を描いて、ここまで引きつけるとは、さすがイーストウッド。ストーリーといい、映像といい、これが映画。文句なしの星5つ。

◆ミュンヘン
18.2.5 Sun
★★★★
 スピルバーグらしい映画。時々「宇宙戦争」のように外すことがあるが、インディジョーンズ代表される作品、シンドラーのリスト、ターミナルとヒューマンな作品、プライベートライアンのようなドキュメンタリー描写の社会派作品。もちろん本作品は、ドキュメンタリータッチが強く描かれている。国際舞台の裏側でこんなことが起きていたのかと、改めて驚く。もっともどこまでが事実でどこまでが創作かは不明だが、暗殺という結果は事実である。こういう映画の評価は難しい。ドキュメンタリーは、解き明かされた事実には驚愕しても、感動するかというと、それは別物である。特に、アラブとイスラエルという政治的構図は、立場が異なれば異なる事実があるのだろうから。もっともスピルバーグもそれを主張したいのだろうが。主人公のイスラエルの暗殺者アヴナーを演じるエリック・バナの演技が秀逸。エリック・バナといえば「トロイ」のヘクトス役。これから注目の株の一人。また追っかけたい俳優が現れた。

◆二人日和
18.1.28 Sat
★★★★☆
 ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病のため余命半年余。そんな妻(藤村志保)を不器用ながらも厚い愛情で見守る神祇装束司という職人黒由玄(栗塚旭)。60代後半と思われる夫婦のラブストーリーが、大学院生と大学生の若い恋人同士の淡く爽やかな物語を包みながら、美しい京都の風景のなかで織り込まれていく。ストーリーの起伏はない。劇的な展開もない。ただただ死に至るまでの心の動きと、その妻を看取る静かな愛情を二人が見事に演じている。山茶花が咲く晩秋から、葵祭りの終わる初夏までの京都の風景がストーリーに重なり、その風情だけでも感動がおしよせる。ハリウッドもいいが、日本映画もすばらしい。

◆シンデレラマン
17.9.17 Sat
★★★★☆
 こういうアメリカ映画は大好きだ。アメリカンドリームを成し遂げた実在の人物を主人公にしたアメリカ映画は、アメリカでしか作れない。なんとなればアメリカンドリームはアメリカにしかないから。観る前からストーリーも仕掛けもセリフも予想がつく。水戸黄門の印籠と同じといえば興ざめだが、それぐらいに事前に読める。でも、素晴らしい。実に丁寧に作られている。ラッセル・クロウの静かな演技が光っている。その妻レニー・ゼルウィガーの演技が圧巻。男は家族のために闘う。そして闘うに値する家族がそこにいる。男は守るべき家族の元から闘いに出かける。闘い終った男は再び家族の元に帰って行く。だから感動する。話が単純だから感動する。しかし、ボクサーの妻は実に良い女が多い。ロッキーのエイドリアンにしても。

◆都はるみコンサート2005
17.9.17 Sat
★★★★★
 都はるみが千葉文化会館にやってくる。千葉県民のはるみファンとしては行かねばならん。「小樽運河」、「北の宿から」は私のカラオケの持歌。「千年の古都は」私の好きな歌の一つ。「邪宗門」と新曲「枯木灘残照」は、私が畏敬する歌人道浦母都子の作詞。はるみ節にはるみステップ。コンサート終盤近くになると、もうはるみにメロメロ。最期の曲「好きになった人」では全身で興奮。前から5列目で生はるみ。自分の持歌だけで2時間。彼女は日本の宝だ。

◆ヒトラー最期の12日間
★★★★
17.8.7 Sun
 ヒトラーを描くのも観るのも難しい。なんせヒトラーだから。観る方も許してはならない、社会の敵であり人間の敵であるとの先入観を持たなくてはならない。この映画は、そんな先入観を3分で抜き飛ばしてくれる。事実かどうかは分からない、分からないがただただ事実をドキュメンタリー風に追っている。ヒトラーを取り巻く人間達の動きが描かれる。さすがゲルマンといえる騎士もいれば、敗北に当り卑怯な奴もいる。ベルリン陥落の凄まじさも描かれている。ヒトラーも悪魔ではなく、自らの思想に順ずる狂気の人として描かれている。私的生活面ではきわめて優しい。2時間20分、身じろぎもしない。映像に食入るだけ。作品にメッセージ性はない。ひたすら事実を重ねるという創りかたになっている。ハリウッド映画にはないメッセージ。楽しんでもいい、自分で意味を探るのもいい、作品のメッセージは受け手に任せる。やはりドイツ人は理屈っぽい。

◆バットマン ビギンズ
17.7.7 Thu
★★★☆
バットマンシリーズのなかで抜きんでて面白い。大人向けに制作されている。この種の映画に人生の価値を期待しても始まらない。費やした時間を十分楽しみ、興奮し、記憶に残るかである。音楽がそうである。音楽を聴いて人生を知ることはまずない。興奮である。とにかく興奮する。ストーリーと映像と対立せず、ともに楽しんでいると、バットマンの正義が理解できるし、人間としての成長も理解できる。なにより、アクションに興奮する。しかし、我らが渡辺謙さん。もう少し出番があっていいんじゃないか。けっこう重要な役柄なんだし。

◆キングダム・オブ・ヘブン
17.5.15 Sun
★★★☆
 第一回十字軍は1099年に聖地エルサレムを占領し、1100年にボードワン1世がエルサレム国王として即位したが、1187年にイスラム勢力を結集したサラディンがエルサレムを奪回した。このエルサレムの奪回を巡る戦いが、映画の主題である。映像は美しい。ストーリーも歴史的背景に興味を持つ人には極めて面白い。というか、エルサレムを舞台にした十字軍とイスラム軍の映画は初めてではないか。残念なるかな、主人公のバリアン(オーランド・ブルーム)が、ややパワーに欠けるのである。できれば、エリック・バナに演じてほしかった。


◆オペラ座の怪人 
17.2.5 Sat
★★★★★
 映画が始まって10分。クリスティーヌ(エミー・ロッサム)がマリアを歌いだして、体にシビレが来た。その透明な歌声に体が反応した。これは凄い。ファントム(ジェラルド・パトラー)のややハスキーな声も、悲しくも、優しくも、力強くもあり、体に染透り震える。時代背景とオペラ座という舞台背景がいい。画面から放たれる映像と音楽の世界にただただ浸る140分。

マイ・ボディーガード
16.12.25 Sat
★★★★
 原作は、A.J. クィネルの『燃える男(Man on Fire)』。ストーリー、主人公、舞台ともに原作と違うが、これはこれで面白い。主人公役のデンゼル・ワシントンの役作りは、アカデミー主演賞を受賞した『トレーニング・デイ』の凄みはないが、暗殺者としての過去に苛まれアルコールに溺れるボディーガード役を確実に演じている。彼の眼は悲しくて優しい。私はこの眼差しに弱い。ちなみに彼は、1954年12月28日生まれ。もうすぐ50歳。(ただ、この映画の主役は、ダコタ・ファニング演じる誘拐される実業家の娘ピタである。本当に可愛い。)

くるみ割り人形(ウクライナ国立キエフバレー団東京公演)
16.12.25 Sat
★★★★★
チャイコフスキーのくるみ割り人形は、音楽としては幾度か聴いている。初めてバレエを観て感動した。やはり音楽も観るものだと。オペラと同じく、バレエも総合芸術であることを納得。バレリーナがまるで指揮者のように、まるで音楽が指揮者のように、眼と耳から全身へと、シャワーのように感動が降りかかってくる。やはり、本物を感じなくては。自室でCDでは、本当の感動の半分も味わえない。

カサブランカ
16.6.5 Sat
 私の映画は、高校3年生から始まる。3年になって部活を卒業し受験勉強に専念するころ、突然できた有り余る時間に、小遣いをはたいて映画を観まくった。ホントは時間なんて余ってなかったのだが。その時期に観たのが、『カサブランカ』である。★が2点、☆が1点、満点が10点とすると、カサブランカこそ10点である。カサブランカのボガードほど男らしいやつはいない。イングリッド・バーグマンほどきれいな女はこの世に存在しない。俺は大人になったら、こんな男になるんだぁ~!、と今の高校生が聴いたら噴出すような想いでこれを観た。これまでビデオでなんど観たことか。あぁ~、おれも一度は言ってみてぇ~、「昨日の夜は何をしていたの」と聴かれたときに、「そんな昔のことは忘れた」と、「これからどうするの」と聴かれて「そんな先のことは分からない」と。
★★★★★

ゴットファーザー2
16.6.13 Sun
 もうひとつ私の満点を紹介します。主人公は、若き日のドン・コルリオーネを演じるロバート・デニーロと逃亡先でのマイケル(アル・パチーノ)です。このデニーロのすばらしいこと。最近のデニーロは、借金でもあるのか、やや映画に出すぎで食傷気味ですが、このときの新鮮さには驚きました。映画俳優は洋の東西を問わず美男子で、かっこいいと、私は勝手に決めておりました。そこに出てきたのが、実に垢抜けないデニーロではないですか。しかし、その存在感のあること。老いてマーロン・ブロンド演じるドンになることにまったくの違和感がない、というかマーロン・ブロンド以上のドンではないかと感じてしまったのです。ちなみに、私はハンフリー・ボガードとマーロン・ブロンドとポール・ニューマンが大好きです。そのマーロンがかすむほどのデニーロの快演技。ストーリーは★4個ですが、デニーロにプラス1個です。
★★★★★

カルメン
16・8・14 Sat
 いやぁ~、年寄りにはキツイ。フランスの小説家メリメの小説「カルメン」(1845)の映画化。ドン・ホセは、カルメンに狂い、軍隊の上官を殺害し、盗賊仲間のカルメンの夫である首領を殺し、カルメンが夢中になった闘牛士を撃ち殺す。最後のは、協会で心の離れたカルメンを刺し殺す。真面目な兵士だったドン・ホセは、カルメンのために人生に裏切られる。死刑囚となり、二日後に絞首刑を控え、それでも、ホセの最後の言葉は、『今一度、生まれてきたら、またカルメンに出会いたい』と静かに語る。男の気持ちは良く分かる、カルメンも十分魅力的で、ドン・ホセもよく描けている。しかし、この映画を観るには少し年を取り過ぎた。私が映画評論を生業としているのならば、この映画は高得点。自身の感情移入を得点にするとこんなものか。韓国映画の『ラブ・スト-リー』には、すんなりと入り込めるのだが。
★★★☆

狂女フアナ
16・8・14 Sat
 いやぁ~、男、いや私にとって、この手の映画は良く分からない。1500年前後のスペインに実在した女王であるが、生涯の三分の二の50年間を狂女として幽閉された伝説の女王の物語である。その原因は、夫であるハプスブルク家の貴公子フェリペに対する異常なまでの愛と嫉妬による。決して狂ってはいないのだか、愛するが故の異常な行動。映画の言わんとするところは良く分かる。だが、夫であるフェリペ、美男子であることは認める。でも、それだけ。ちっとも魅力を感じない。あんな男のどこがいいんだ、と思ってしまったらもうダメ。フェリペに魅力を感じたら、いい映画かも。
★★★

キング・アーサー
16.7.24 Sat
 私のつくりは極めて単純である。したがって、アキレスやアーサー王などの英雄伝説が映画になったとなると、遠足を翌日に控えた小学生にような気分で公開日を迎える。英雄が誕生するためには、彼は政治家であってはならない。正義が貫かれねばならない。友情があり、忠誠があり、なにより真理のための戦がなければならない。この映画には、これらのすべてが盛り込まれている。理屈抜きに面白い。戦闘シーンも見応えがある。アーサーを取巻く騎士たちも、強さと優しさを兼ね備え、十分魅力的である。騎士ランスロット役のヨアン・グリフィズの強さを秘めた悲しい眼に、女だけでなく男もいかれてしまう。男はいつでも『漢(おとこ)』でありたいのだから。
★★★★

ラブストリー
16.7.10 Sat
 韓国の俳優は、男女を問わず、どいつもこいつも何でこんない良い奴なんだろう、と感心する。たとえ演技にしても、その笑顔と涙は心に染透ってくる。日本の俳優のように、テレビや週刊誌による余分な情報がなく、スクリーンのなかでしか出会えないことが、素直に登場人物そのものとして感情を振幅させることができるからであろうか。久しぶりに涙を堪えて観た。ストーリーもよく組み立てられている。昔は、日本にもこんな映画があった。この映画を観ながら、藤村の詩集『若菜集』を想い出した。恋愛物を2時間9分飽きさせないで、最後の最後まで人に対する温かさと優しさを見失わない視線には感動する。若い男女だけでなく、中高年の男もこの映画を観ろ!!我々は、いきなり年をとったわけではないんだから。最後は、本作品の公式ホームページにあったコピーを紹介しておきましょう。『胸が締めつけられるほど切なく純粋な、まさに究極の"ラブストーリー"が遂に日本に上陸する』。
★★★★☆

25時
16.7.4 Sun
 これを見逃したらビデオで観るしかないというタイミングで、飯田橋『ギンレイ会館』に滑り込み。NYを舞台に、刑務所に収監されるまでの最後の日を描いた作品。主人公である麻薬売人モンティを演じるのは、『ファイト・クラブ』でブラピを押し倒したエドワード・ノートン。監督は、『マルコムX』でデンゼル・ワシントンを一気にスターへと押し上げたスパイク・リー。期待して、期待通りの満足でした。テーマは、生きざまであり、人間の孤独であり、男の友情であり、男と女の愛情であり、父と子の愛情であり、NYである。これが、明日収監されるされるという極限のなかで描かれる。観終わってスッキリとはいかないが、これは映画の故ではなく、テーマの故。生き方も友情も愛情もそんなに簡単に切り取れません。しかし、エドワード・ノートンは凄い、アメリカ映画の底力は凄い。
★★★★

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
16.6.20 Sun
 我々の世代はフランス映画で育ったといっても良い。そのころのハリウッドも、西部劇以外はフランス映画と大差はなかった。その後、コッポラ、スピルバーク、ルーカスとハリウッド映画が急速に変化していった。その変化のなかで、日本におけるフランス映画の位置は低下した。ヌーベル・バークの精神は引き継がれ、品質は劣化していないと想うのだが。さて、本作品はジャン・レノ主演のまさにフランス映画である。フランス語で会話がなされ、相変わらずドイツが絡み、カソリックの修道院が舞台となっている。でも、ハリウッド映画と大差がない映像とストーリーが展開する。悪い映画ではないのだが、なんとなく我々の世代には違和感が残る。いまいち、フランスらしさが匂ってこない。面白いことは面白いのだが。若い刑事レダ役のブノワ・マジメルは、まるでトム・クルーズを見ているようで、女性にお勧め。アクションにも切れ味がある。彼が相手じゃ、ジャン・レノはデスクワークの管理職役かな。
★★★☆

映画 トロイ
16.6.5 Sat
 これは文句なく観ることができる。アキレスが主役ではなくヘクトルを主役と観れば、なお違和感がない。それほどにエリック・バナはいい。ブラッド・ピットが悪いのではなく、ストリーも滅び行くトロイが主軸なのだから、滅ぼす役回りのアキレス役では、いまいち主人公としての視点が観てるほうでズレるのでしょう。
★★★★☆

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2020年

9月

16日

20.09.16 Wed

 漱石の『坊ちゃん』には本名は出てこない。別に必要ないのだが、坊ちゃんを可愛がるお手伝いの清(キヨ)。坊ちゃんが松山に赴任したときは、いったいおいくつだったんだろうか。坊っちゃんは松山での教師を辞職して東京に帰ったあとは再び清と暮らすのであるが、清さんは相当に素敵な人だったんでしょうな。

2020年

9月

14日

20.09.14 Mon

 ようやく涼しくなりました。といっても蒸し暑い。まだまだ、わたしには夏です。これまでの人生において、私の場合、体型上、夏の期間が長く、秋冬の期間がが短い。暦の春夏秋冬と体感上の春夏秋冬が違うのであります。でも、夜明けが遅くなり、夜の帳が下りるのは早くなりました。総裁・総理が誰になろうと、秋はわが身にも来ております。明日あたりに、わたしにも秋が来るかな。

2020年

9月

06日

20.09.06 Sun

 なんと9月ではないですか。アジフライやらサバサンドを食べているうちに体重も増加。最近、物忘れがひどい。とくに、ドクターのいうことが、忘れるというより、頭に残らないのか、とんと身につきません。

2020年

8月

30日

20.08.30 Sun

 昼前、鯖サンドを求めて市原まで。呑みたいビールをグッとこらえる。夜、アジフライを求めて稲毛駅前の居酒屋へ。ホッピー&焼酎でアジフライをかぶりつく。これぞ千葉県民の醍醐味。

2020年

8月

27日

20.08.27 Thu

 あつい、暑い、熱い。とにかく暑い。歳とともに暑さに対する耐久力がなくなったのか、年とともに熱さが増しているのか、その両方なのか、とてもこの暑さを楽しむことなんてできません。この老体・醜体をいまさら晒す勇気はありませんが、風呂に浸かるが如くプールに浮かびたいもんです。はて、最後に泳いだのはいつのことだったのか。

2020年

8月

26日

20.08.26 Wed

 熱くて思考も停止。久しぶりに東銀座に出かけたものの、所用を済ませてそそくさと帰還。思考そのものも、行動そのものの少々分裂気味。何のために何を考えているのか、何のために動いているのかよく分かりません。もともと目の前のことにしか反応しない人間なのですが、ここのところそれが酷い。

2020年

8月

06日

20.08.06 Thu

 コロナだの暑いだのといっている間に8月。そのコロナ、専門家の間でもいろいろと話が異なります。各国の指導者の間でも対応が異なります。別に、専門家や政治家があてにならないといっているのではありません。さほど自然界と人間の身体はまだまだ分からないことが多いということでしょう。いささかコロナには飽きてきました。明日は立秋。もう秋なんですか。