18.2.28 Tue
2月も今日でお終い。今年も早く過ぎそうだ。私の身辺も慌しいが、政治の世界も年明け早々から慌しい。何となく世間全体が落ち着かないような気がする。そういえば、今年になって二日酔いの日が少ない。これはこれで喜ばしいのだが、ゆっくりと飲む時間もないということかもしれない。てなことを思っていると、二日酔いの日々が続く羽目になる。
18.2.27 Mon
トリノオリンピック閉幕。確定申告の時期ということもあるのだが、何となくいつの間にか始まり、エェ~、もう終わるの、てな感じ。日本はメダル1個。しかし金。ウ~ン、マァいいんでねえかえ。誤解を恐れずに言えば、フィギュア3人娘で一番メダルを取らせたかったのは、小料理屋の女将にピッタリの村主かな。なんせ当方飲兵衛なもんで。
18.2.26 Sun
今日は2月26日。2.26、そう昭和維新を目指す若手陸軍将校らが高橋是清蔵相、斎藤実内大臣を殺害した二・二六事件が起きた日である。昭和11年のことである。今年で70年が経った。遠い昔のことと思ってはならない。まだ70年と思わなくてはならない。第二次世界大戦もまだ60年前のことでしかない。我々は、あの時代の悲惨な出来事から何かを学ばねばならない。あまりにも昭和を知らなさ過ぎる。そんな気がする。
≪雑読・濫読メモ≫に『戦国の山城をゆく』を追加しました。
≪雑読・濫読メモ≫に『蒼燈』を追加しました。
18.2.25 Sat
ニホンウナギの産卵場所は、グァム島の北西にあたるマリアナ諸島沖の海山にあると、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授のグループが突き止めたという。うなぎの生誕地はここ50年の研究課題であった、台湾沖であるとかインドネシア沖であるとか言われていたが、なかなか見つけ出すことができなかった。4000kmの彼方から幾多の困難を乗り越えて、日本海沖まで稚魚(シラスうなぎ)がやってくるのである。そう簡単には分かるメェ、と海のロマンの一つでもあった。さすが東大。良くぞ解明した。たかがうなぎの産卵場所というなかれ。養殖といっても、うなぎの場合は卵からではなく、稚魚を日本海沖合いで捕獲して、それを養殖している。その稚魚の捕獲が年々減ってきておるのです。早い話が、天然うなぎのみならず、養殖うなぎも危機に直面しているのです。食卓から、うなぎがさらなる高級魚として、クジラの刺身のように遠ざかってしまう危機が、メールが本物かどうかなどと騒いでいるうちに押し寄せていたのです。これで一安心。えぇぇ~!!何故、生誕地が解明されれば、うなぎの危機を救うことになるのかって。それはそれ、話すと長くなるようなので。
18.2.24 Fri
来客と昼食に出かけビールを飲んだのがいけなかった。どうも寝た子を起こしたのだが、どうしていいのやら分からない状態が午後一杯続いた。早い話が、中途半端な一日。夜、家に帰ると荒川選手が金メダル。しかし、フィギュアスケートのコスチュームを見て、時々ドキッとするのは何故だろうか。特にエキシビションでの荒川選手。遠目に見れば露出度80%、よくよく観れば30%程度なのだが。
18.2.23 Thu
ルサンマルチンといえば、怨恨、弱者が強者に対して抱く内省的な復讐心のこと。「我が青春のルサンマルチン」と括れば映画の題名のようだが、語感の割にはその主題はチョイト暗い。では、青春時代の恨みとは何か。そりゃぁ~、一杯あるに決まっている。出来もしないことを、あたかも出来るかのように錯覚するのが若さなんだから、青春時代をまともに生きていれば挫折の連続に決まっている。と思うんだが、いかがであろうか。もっとも私の場合は、いまだに蹉跌の連続で、「我が中年のルサンマルチン」と題する冴えない日々を送ってます。いやはや、もう何を言いたいのか、よう分からんようになってきました。今は、おそらく確定申告の真っ只中だと思うのだが。
18.2.22 Wed
練れた人間になるためには、いろいろ経験を積まなければならないが、しなければならない経験と、しなくてもいい経験、そして、してはならない経験とがある。この見極めが難しい。ある人にとっては有益であっても、他の人にとっては人生を誤る致命傷となる経験もある。落第、停学、退学、左遷、降格、浪人、転職、博打、留置所、裁判所、刑務所、バー、キャバレー、キャバクラ、クラブ。もう思いつきません。まぁ、しなければならない経験はこのなかには無いと思いますが、このうち10個を経験している方は、それはそれで尊敬します。私ゃ、二個三個程度で、改めて小物なんだな、とやや寂しく思います。
18.2.21 Tue
9時半に事務所を出て、恵比寿、日本橋、人形町と廻り仕事が終わったのが22時、自宅に帰ったのが23時15分。2月に入り事務所で落ち着いて過ごした日がない。忙しいのもほどほどが良い。かといって、私がそんなに忙しいかというと、実はここだけの話だが、そうでもない。其処此処で素直に手を抜いて、居眠りをしたり、内職をしたり、夢想に耽ったり、けっこう充実した時間を過ごしている。スキマ時間にこそ燃焼する充実感がある。忙しいから充実しているのではなく、忙しいから充実したスキマ時間を持つことができるということか。
18.2.20 Mon
男の意地と女の意地が衝突したらどうなるか。そりゃぁ~もう、女の意地が勝つに決まってまんがな。理由は簡単。男は女のために意地を張り、女は自分のために意地を張る。この点に関しては、ソクラテスであろうと、ヘーゲルであろうと、星野阪神前監督であろうと、ワタシャ最期まで論陣を張りますぞ。そもそも私には、意地がないからどこまで持つか分かりまへんけど。藤あやこの新曲「浮世坂」を聴いていて、こりゃ~、女の意地にはかないまへんと感じた。というより女にはかないまへん。いろんな意味と、いろんな点で。今日は、酔った頭での特別編。
18.2.19 Sun
自室に閉じこもって仕事をしていても、瞬く間に時間が過ぎる。朝5時に起きて、仕事に取り掛かり、途中少しばかり転寝をして、気が付いたら笑点の時間。笑点の音楽とともに、ハイ今日の業務はおしまい。これから先は、風呂にビールでオフタイム。ところで、文藝春秋3月号を読んでいて、高倉健が、映画「マイ・ボディーガード」(デンゼル・ワシントン主演)を絶賛しているのを発見。健さん教の私は、平成16年12月25日に「映画・演劇・音楽」欄でマイ・ボディーガードを星4つとした採点を、ここで5つに訂正したい。とともにDVDの購入も決めた。何かある。私が気が付かなかった★一つ分を、教祖は観たに違いない。
18.2.18 Sat
赤坂見附から事務所に戻り、直ちに竜泉の角萬に赴き肉南そば。注文してから食べ始めるまで45分。それでも、丼一杯のうどんような太さのそばを、ズズ~と大きく音を立てて食べれば、思わず唸るほどの美味さ。最後の一滴まで汁を飲み干して完食。ただし、若き女性にはお勧めできない。そもそも若き女性には、入谷、竜泉は似合わない。若き女性の定義はよく分からんが。事務所に戻り夕方まで仕事。愛車「伝助」(正しくは「伝助Ⅱ号」)で帰宅。
18.2.17 Fri
どうも今日は、私の誕生日らしい。島崎藤村(詩人・作家1872)と梶井基次郎(作家1901)も今日生まれた。藤村は72歳、基次郎は31歳まで生きた。だからどうした、ということだが、私は二人の年齢を合わせた半分の55歳。統計的には、残り20年近くは生きるらしい。さて、これからの20年をどうやって過ごそうか、てなことも、たまには考えてみよう。
18.2.16 Thu
「少し話しがしたい。」
「私は、あなたとお話したくありません。」
「大丈夫。話すのは私だ。」
いきなりの会話で恐縮だが、とある映画のセリフ。残念だが題名は分からない。こういう強引で気障なセリフは、日本人には似合わない。似合わないが、一度は言ってみたい。おそらく無視をされて、そのまま立ち去られてしまうだろうが。
18.2.15 Wed
一日の終わりを、昨日のバレンタインで貰ったゴディバのチョコを口に入れてくつろぐ。といえば羨ましいとお思いでしょうが、伊達に娘が3人いるわけではない。当然、娘から娘自身が食べるためのギリギリチョコ。今年のバレンタインは、銀座の飲屋から届いた「誘いチョコ」のみ。これはバレンタインの悪しき風習が消えつつあるのか、それとも私の…………。
18.2.14 Tue
暖かい。出先でコートを忘れるほど暖かい。上野伊豆栄から眺めた上野公園も、あと一月半もすればさくら便り。今日は比較的穏やかに飲んだが、相変わらず熱心に飲む日が続く。これでいいんだろうか。
18.2.13 Mon
酔っ払って、二日酔いになり、部屋に閉じこもっている間にトリノオリンピックも4日目。期待されているほどメタルは少ないようだが、それと感動とは別物。原田選手の失格は、それはそれで原田らしくていいではないか。長い競技人生にはいろんなことがあるさ。原田君の場合は、いろんなことのすべてを提供してくれた。大失敗に、大感動に、大失格。いいってことさ。それはそうと、トリノオリンピックと「鳥のオリンピック」では大違い。ジェームス三木のおばさんは、鳥がどうやって競争するの、って聞いてきたと、ラジオで言っていた。
18.2.12 Sun
昨日は、二日酔いで事務所に向かい、昼寝をして帰ってきた。何のために行ったのやら。今日は、朝3時に起床。午前3時を朝というのか深夜というのか、未だに分からない。ブックオフとガソリンを入れに行った以外は、自室に閉じこもり。「どんなものを食べているか言ってみたまえ、君がどんな人か当ててみせよう。」で有名な、サヴァンランの『美味礼賛』をパラパラと読む。そこには、「だれかを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間じゅうその幸福を引き受けるということである。」とあった。そうだ、これからも心して、お客さんをご接待しよう。やはり、昔の人は良いことをいう。
18.2.11 Sat
反省はしないが後悔はする。反省と後悔は全く異なる。反省は主体的意思にもとづく過去の確認作業であり、後悔は過去の記憶に対する感情の発露で‥‥‥。エ~ィ、何を言いたいんだか分かんなくなってきた。反省と後悔の相違は新解さん(新明解国語辞典)に聞いていただくとして、で何のことかと言うと、昨日と一昨日の己の夜の行状である。これはいたく後悔している。告白をすれば、この二日間とも布団で寝ていない。昨日は、実に久しぶりにコートを着たままで、椅子に座ったまま寝ていた。マァ、そんなことは後悔するネタではないのだが、実は二次会のカラオケスナックで、‥‥‥‥。でも、反省はしない。
18.2.10 Sat
どこで飲んだかというと、人形町は「鳥友」から門仲の「チャンネル80」。18時前からスタートして翌日まで。当然、前後不覚に記憶喪失。焼鳥を食べたのだから千鳥足。いやはや我ながら意地汚い飲み方には惚れ惚れする。決して反省なんぞしねぇーぞ。
18.2.9 Thu
今日の夜は、お客さんと事務所全員で根岸「宮川」のうなぎ。17時15分に開始し、19時過ぎに試合終了。問題は量(時間)ではなく質(スピード)。飲んだこと飲んだこと。杯を置いては注ぎ、注いでは飲み、飲んでは注ぐ、を繰り返し。最期の30分は鰻重に手をつけるが、その間も飲み続けた。おかげで、家に着いたときは意識不明。気がついたときは、着の身着のままソファーで寝ていた。相変わらず馬鹿な中年ですな、と思うものの、あんまり反省はしておりません。まだまだ、こんな程度で反省していたんでは、これから先の人生を送れません。
18.2.8 Wed
忙しくなると、どうしても話題が暗くなってしまう。最近、気に食わないことが気になってしょうがない。例えば、①ベローチェのコーヒーは安いけれど、私には椅子が高くて座りにくい、②電車でアイポッドのイヤホンをして座っていると、隣に同じイヤホンの男が座る、③私のお気に入りのシャツと同じ柄のシャツを着ている奴とよく出くわす、④カラオケスナックに入れたウイスキーのボトルがいつの間にかなくなっている、⑤ボールペンのインクが出ない、⑥シャーペンの芯がしょっちゅう折れる、⑦新しい靴の踵を思いっきり踏んでしまい、靴の踵がつぶれた、⑧最近の若い奴は足が長い、⑨目の前で、次の駅で降りる素振を見せながら、そのまま40分とうとう私が降りる駅になっても降りない奴がいる、などなど本当に頭にくることが多い。いたるところにストレスの種が転がっている。今日も、頭にきたから飲んで寝る。
18.2.7 Tue
税理士の仕事の一つ、というか大事な仕事に税務調査の立会いという業務がある。クライアントに対する国税当局による申告所得が正しいかどうかの調査であるが、間違っても多く申告しているのではないかとの前提ではない。当然、少ないのではないかとの疑いのもとでの調査である。これが、立ち会う税理士にも結構きつい業務の一つである。昔は、私も調査をする立場に10年間従事していて、自慢するのもなんだが、案外優秀な営業マンであった。それが立場が異なると、こうも違うのかと思うほど疲れる。別に、何をしているということはないのだけれど、こうも攻めるのと守るのとが異なるのかと痛感する。やっぱり攻撃している方が良いに決まっとります。その調査の立会いがここんところ続いていきます。ということで、今日のストレスは今日片付けるという原則にのっとり、飲んで寝る。
18.2.6 Mon
風邪だか花粉症だか、その両方だか、微妙な症状が朝から続いている。『目病み女に 風邪引き男』といって、江戸っ子の感覚では色っぽい魅力に溢れているはずの風情なのだが、どうも私の風邪っぴきは色気とは程遠い。それでなくとも落ちようのない男っぷりが、ヒデェ状態までに落ちている。落ちても地面までの喩えが、そこに井戸があった、ってことか。
18.2.5 Sun
昨夜はソファーで寝てしまい、気が付いたら午前一時。もう一眠りをして起きたのが4時。朝は、昨晩の残り物の一晩熟成カレー。ここで美味しい朝のカレーの食べ方。温かいご飯に、冷えたままのカレーをかけて食べる。ただこれだけ。ご飯もルー温かくては、起きて直ぐにはカレーを食べられない。別に、起きて直ぐ食べんでもいいのだが。腹ごしらえの後は、新聞の届くのを待ち受けて早速眼を通し、その後少々の読書。日曜日の朝といっても、忙しいのだ。8時半には家を出て、千葉のシネマックスで映画「ミュンヘン」。ラーメン屋でちゃんぽんを食べて、千葉のヨドバシカメラ。デジカメ。ビデオ、オーディオ、パソコン、ケータイ等々を冷かすが、とてもとてもその進歩にはついていけない。いまでも情報機器の持っている機能の半分も利用していない。千葉から西千葉に出て、構内の書店とコーヒー。普段、地元西千葉の駅を利用するのは、いつも酔っ払った夜又は深夜。書店も喫茶店も何もかも閉まっている。やはり、起きてる地元の街は暖かい。別に知り合いがいる訳ではないのだが。
≪雑読・濫読メモ≫に『黒船以降 政治家と官僚の条件』を追加しました。
≪映画・演劇・演芸・音楽≫に『ミュンヘン』を追加しました。
18.2.4 Sat
赤坂見附から上野。事務所の皆と待ち合わせて大山で昼食。午後は、事務所で研修会。久しぶりに3時間の勉強。国立近代美術館のフィルムセンターに出かけて、昔のドイツ映画を観たかったのだが、少々クタビれたのででん助に乗り帰宅。勉強でくたびれたのか、木曜日の投球が原因か。明日は地元千葉の縄張りを回ってみよう。
18.2.3 Fri
午後、武蔵藤沢に出かける途中、池袋で購入した『黒船以降-政治家と官僚の条件』(中央公論新社)が滅法面白い。直木賞作家中村彰彦と東大教授山内昌之の対談集。おかげで、降りる駅を間違えた。なにを勘違いしたか、手前の駅で、扉がしまる寸前に飛び降りた。私の体型であるから、颯爽とという訳にはいかない。アタフタと降りた。改札口で気が付いた。なんでこんなところで降りたんだと。遅刻はしなかったが、チグハグな気持ちは午後一杯続いた。昨夜の深酒のうえに、金曜日、おまけに春の陽気。緩むゆるむ気がゆるむ。そんなタイミングを見越して、夕方からの寒気。しっかりせいとの、天のお叱りか。
18.2.2 Thu
夜の明けるのが早くなり、陽の落ちるのが遅くなった。明日は節分で、明後日は立春。旧暦でいえば、明日が大晦日で、明後日が正月元旦。この時期ならば、新春の訪れを喜ぶ年賀状の趣旨が良く伝わる。今日は、春の訪れを感じた。陽気もよく、夕方にはいそいそと飲みに出かけた。ゴクゴク内輪の集まり。が故に、深酒、酩酊、泥酔。したがって今日はここまで。
18.2.1 Wed
朝から終日の雨。お袋のお腹に鬱的心情を置き忘れてきた私でも、寒い日の雨は嫌なもんです。そこで、雨が主役の映画を調べてみました。邦画からは、先ず「七人の侍」。あの野武士との雨中の戦闘シーンは壮絶。「羅生門」も雨が主役と記憶しております。水に砂糖を混ぜたり、墨汁を混ぜたりと、雨には相当苦心したという。洋画では、なんといっても「雨に唄えば(Singin in the
rain)」。雨の中のジーン・ケリーのステップがまぶたに浮かぶ。次に「シェルブールの雨傘」。ミシェル・ルグラン作曲の物悲しいテーマ曲は、ストーリーは覚えていなくとも口ずさむことができる。最後に、雨といえば「雨の訪問者」。亡きチャールズ・ブロンソンが男のにおいを爆発させておりました。フランシス・レイの音楽もサスペンスを盛り上げていた。ということで、雨であってもアクティブでなくてはいけませんな。映画の世界では、雨の日には何かが起こる。もっとも、実社会では雨であろうとなかろうと、すべてのことが起こっておりますが。そんなことを言ってしまっては身も蓋もない。