23年1月

23.01.31 Mon
 正月最後の日、午前は銀座、午後は秋葉原、夜は日本橋。当然、会食。ただし、相手は作家かつ脚本家。かっては通信社の記者。最近歴史書を出版され、ただいま8刷。専門的なナローな分野が故、8刷はかなりのベストセラー。新宿ゴールデン街、中上健次、高橋和已の話、そして脚本を書かれた一人芝居の話。阿佐ヶ谷で、この2月3日から7日迄開演される。

23.01.30 Sun
 深夜までサッカーを見て、うたた寝。7時半に事務所を出て8時過ぎに自宅。シャワーを浴び、一息ついて町内会の会合。夕方、自宅に帰り中上健次の『全発言Ⅱ』を探し、拾い読み。アルコールが回ってきていつの間にか夜。犬に遊んでもらい一日が終わる。

23.01.29 Sat
 花粉症、二日酔い。もう、最悪。終日、布団の中。夕方近く事務所に入り仕事。暗くなって業務終了。夜は別室で、ストーブにあたるようにハロゲンヒーターに手をかざす。なんとなく中上健次を読みたくなる。チョコチョコと探すが見つからない。こんな夜は、何にもしないんだ。

23.01.28 Fri
 朝、銀座に通院。事務所に戻り、再び銀座。そして木場、またまた銀座。夜は、浅草『豚八』から門仲『チャンネル80』。事務所に戻り24時過ぎ。ここ20年間こんな生活。ほんまタフでんな、私ゃ。

23.01.27 Thu
 戸越、来客、東銀座で会議、会議。事務所に戻り、しばし自分の時間。『司馬遼太郎を読む』(松本健一)を読む。著者の松本健一が『若き北一輝』でデビューした当時、生意気な私が、いろいろと議論を吹っ掛けた記憶を思い起こす。なにを言ったかさっぱり覚えていないし、きっと、中味のない理屈を勢いで叫んだだけだろう、と思う。

23.01.26 Wed
 朝。都庁から西新宿へ。昔の角筈、学生時代の思い出の場所でもある。いささかのノスタルジーを感じて、千葉は津田沼へ。夕方は、東銀座。入谷に戻り、根岸『香味屋』で食事。久しぶりのメンチカツ。

23.01,25 Tue
 10時に上野、15時に横浜、17時に銀座。18時半から焼き鳥会食。事務所に戻り21時半。サッカーを観ているうちに寝入る。何がどうなっているのか、何をどうしなくていけないのか、さっぱり分からん。

23.01.24 Mon
 10時に人形町、14時に秋葉原、17時に東高円寺、そして18時半に西麻布で食事。事務所に戻り22時。わが身にお疲れ様。

23.01.23 Sun
 朝3時起床。終日、書斎に籠城。北野武監督『アウトレイジ』、スウェーデン映画『ミレニアム』等々。別に観ているわけではないが映像を流し、時に井上靖の『天平の甍』を拾い読み。日本語の美しさを味わう。夕方、犬と戯れるために書斎を出る。で、一日が終わる。

23.01.22 Sat
 昼、スタッフと根岸『きみはん』でラーメン。そのまま人形町。帰りに上野に立ち寄りアメ横。雑踏のなかに紛れ込む。これほどお互いがお互いを無視して交差しているのに、孤独感を感じないのは、いや、孤独感が心地いいのは、上野の匂いが体質と合っているのだろう。『ああ上野駅』へのシンクロと同じ。もっとも私は関西出身なもんで、故郷との出入口は東京駅だったが。夕方、千葉へ。夜、犬と戯れているとそのまま寝込む。

23.01.21 Fri
 今日は三行。書くべきことと書けることとの落差。はたして私の『独り言』に意味があるのか、とやや自嘲気味。

23.01.20 Thu
 社外監査役を務めている会社の役員会に出席後、上野東天紅へ。業界団体の賀詞交換会に出席。この会の最後は、『ああ上野駅』の合唱。これはもう、まがうことなき我々の世代の心の応援歌。以前にもご紹介したと思いますが、今一度ご紹介を。

どこかに故郷の 香りをのせて
入る列車の なつかしさ
上野は俺らの 心の駅だ
くじけちゃならない 人生が
あの日ここから 始まった

(セリフ)
 『父ちゃん僕がいなくなったんで 
 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、
 今度の休みには必ずかえるから、 
 そのときは父ちゃんの肩も
 母ちゃんの肩も、もういやだって 
 いうまでたたいてやるぞ、
 それまで元気で待っていてくれよな』

就職列車に ゆられて着いた
遠いあの夜を 思いだす
上野は俺らの 心の駅だ
配達帰りの 自転車を
とめて聞いてる 国なまり

ホームの時計を 見つめていたら
母の笑顔に なってきた
上野は俺らの 心の駅だ
お店の仕事は 辛いけど
胸にゃでっかい 夢がある

23.01.19 Wed
 朝の9時、北千住駅中のスタバでコーヒー。クライアントと打合せ。昼は、北千住の『銀座アスター』でランチミーティング。ビールを少々。そのまま人形町のクライアントに出向き会議。夜は、クライアントの取引先との新年会で銀座。事務所に戻りバタリ。花粉がぁ~。

23.01.18 Tue
 朝の6時起床。花粉症。都内を南北に移動して、夜ダウン。なんともしまらない。

23.01.17 Mon
 朝4時に千葉を出て、事務所に5時前に着く。さて仕事、といえばかなり決まるのだが、うたた寝。7時に起き上がり、シャワーを浴びる。ジャンクメールを律儀に観る。最近、英文のメールが多い。若いころなら英語の勉強になるのだろうが、残念ながらその気はない。午後は、クライアント先で会議。夜は、丸の内オアゾ6階の『ねのひ』で学生時代の友人と会食。蔵元盛田の直営店。そう、あのソニーの盛田さんの実家。事務所に戻り21時。こうして一日が終わり、今週が始まった。

23.01.16 Sun
 終日自宅書斎。午前は、仕事。そして、携帯で町内会の次期役員をハンティング。午後は、アメリカ・ドラマ『クローザー』を5本。主演はキーラ・セジウィック。観るのも結構体力を要する。夕方うたた寝。夜は、再び子犬に遊んでもらい、眠りに就く。

23.01.15 Sat
 朝8時半に事務室入り。昼は、スタッフとともに『きみはん』でラーメン。ささやかなシアワセを味わう。午後は、伝助Ⅱ号で千葉の自宅へ。書斎に入り、水ビジネスの勉強をし少々。我々のように極めてミクロなサービスを提供している稼業の者には、想像もつかない世界。どうやって水をカネに換え、そして再び社会に還元していくか……。そうこうしているうちに夜。うたた寝をし、子犬二匹に遊んでもらっているうちに深夜。典型的な土曜日。

23.01.14 Fri
 9時前に事務所を出て江東区辰巳。昼に麹町。そのまま向島の『桜茶屋』で新年会。こうも毎日宴会が続くと、宴会も立派な仕事。私ゃ、昼と夜の二部制の勤務体系。どうりで忙しいはずだ。

23.01.13 Thu
 9時半に来客。午後はアルバイト職員の採用面接。夕方から出かけて会食。ほろ酔いで事務所に戻り23時。夜中、塩野七生のエッセイ『昔海賊、今難民』を読む。、まだまだ世界には、日本人以上の課題を抱えている民族がある。

23.01.12 Wed
 午前、門前仲町のクライアント先で打合せ。午後、事務所に戻り、夕方からは新年会でシャブシャブの食べ放題。24時に、再び事務所。どういうわけか、サンドイッチをほお張り、ビールを飲む。ったく、どうして飲むかねぇ~、と自分でも思う。

月下独酌(李白)

三月 咸陽城(かんようじょう)
千花 昼 錦の如(ごと)し
誰か能(よ)く春 独り愁(うれ)う
此に対して径(ただ)ちに須(すべから)く飲むべし
窮通(きゅうつう)と修短(しゅうたん)と
造化の夙(つと)に稟(ひん)する所
一樽 死生(しせい)を斉(ひと)しく
万事 固(もと)より審(つまび)らかにし難し
酔後 天地を失い
兀然(ごつぜん)として孤(ひと)り枕に就く
吾が身の有るを知らず
此の楽しみ 最も甚(はなはだ)だしと為す

春は三月 城下町
辺り一面 花の絨毯
春やで
独りで泣かんときや
何もかんもホカして
花見酒でもしようや
貧乏でもエエやんか
早死でもエエやんか
そんなんスベテ
神さんの思し召しや
お酒一樽も空けたら
生も死も
一緒くたんに思えるで
世の中は
どうしようもないから
面白いんやて
ああ
天と地がグルグル回ってるわ
アカン
ツブれて大の字に転がるワシ
エエねん
これで
今がスベテや
楽しいお酒が
スベテや
それで
エエやん

23.01.11 Tue
 午前中、人形町と秋葉原のクライアントを巡り、午後は事務所でアルバイトスタッフの採用面接で大学院生を面談。これからの日本を背負う若者をみて、そのうちこちらが扶養家族になるのかと、やや粛然。夕方、再び秋葉原に出かけ、事務所に戻り19時半に業務終了。今日は新年会もなく、別室でただひたすらボォォ~。しかしこのボォォ~は、哲学者の道でもある。とにかくボォォ~の後にやってくるヒラメキには、とてつもないことを思い浮かぶこともある。まったく役に立たないが。

23.01.10 Mon
 朝の6時に事務所。寒い。エアコンを点け、ヒーターを点けて一息。なんか仕事が終わったような脱力感。一日、何をしていたか分かりませんが、夜も寒い。深々と冷え込むとはこのこと。エアコンもなく、ヒーターもない昔日、人はどのように暖をとっていたのか。

23.01.09 Sun
 今日はバタンと寝たまま。4日から7日までの4日間のうち新年会が3日。七草粥でも胃は回復しません。ただし自業自得とはこのこと。誰の所為でもありません。それでも昼は、娘夫婦と自宅近くの百葉販店で中華。午後からは大学ラグビー。終われば夕方。実にシンプルな一日。

23.01.08 Sat
 完全な二日酔い。昼ごろによろよろと起き上がり、事務所向かいの『栄龍』でマーボーラーメン。14時過ぎに伝助Ⅱ号で千葉へ。17時から町内会の会合。19時過ぎに会合を終え自宅へ。もうヘロヘロ。

23.01.07 Fri
 午後、八重洲から銀座へ。夜は、中華料理。相当強いアルコール度の酒を飲んだのかフラフラ。二次会に行き、深夜に言問い通りの『弁慶』でシャーシュー麺。事務所に帰り25時過ぎ。相変わらずの生活態度に反省。

23.01.06 Thu
 大学の同級生からの年賀状を熟読する。いつも封書で、元旦から3日までの出来事を記してある。昨年はロルーズ、小熊英二、竹内好、吉本隆明、福田欽一、ヘーゲルを話題にし、今年はヘーゲル、柄谷行人、カントを話題にしている。旺盛な知的好奇心に感服。同じ税理士稼業。

23.01.05 Wed
 事務所の仕事始めは今日から。溜まりに溜まったメールを観て、年賀状を整理し、挨拶回りに出かけ、会議をこなし、事務所に戻る。まったく普段通りの忙しさ。まぁ、仕事があることに感謝するか。

23.01.04 Tue
 朝の5時半に事務所。今年は、事務所ビルに角松がない。事務所向かいの『栄龍』も普段通り。商店街の廃れもあるのだろうが、入谷にも正月という季節感がなくなった。16時から帝国ホテルで某団体の賀詞交換会。ここには正月の匂いがたちこめていた。業界の主だった方にご挨拶をし、ウイスキーとワインをがぶ飲みし、『鮨源』の寿司を少々つまみお暇する。事務所に戻りバタン。風邪気味かな。

23.01.03 Mon
 昨夜のブランデーが効いて、やや頭が痛い。グダグダと過ごしているうちに夕方。アッという間の三日間の休み。さて明日から仕事。ボチボチと頑張りましょう。

23.01.02 San
 新年二日目。愛犬アニモに顔を舐められ起床。3時半。終日書斎に閉じこもる。ハードディスクに保存していた映画のビデオの整理。そのうちのいくつかをIpadに同期させたり、箱根駅伝やら大学グビーを観ながら仕事関係の書類を読込んだり、と結構飽きない。夜は、お定まりのようにビール、日本酒、ブランデー。酩酊。

23.01.01 Sat
 終日、自宅の書斎に閉じこもり。手当たり次第に本を手にし、拾い読み。Ipadで『インセプション』を観る。好きな時間に好きな場所で好きな格好で観る。実に快適。夕方、今年最初のビールを飲む。飲酒の習慣がついて40年余り。若い頃はビールではなく、日本酒の一升瓶を小脇に抱えコップ酒。あの頃は、冷蔵庫もテレビもラジオも何もなかった。ただ本に埋もれていた。今年は、少しアルコールを控えよう。夜は、犬に遊んでもらう。言葉は通じないが、お互いに愛情を抱いているが故に成り立つ微妙なコミュニケーション。もっとも相方は、食べ物を与えてくれる者に対して常に愛情表現は豊かであるが。

年頭のご挨拶
謹んで新春の お慶びを申し上げます
五十九回目の新年を迎えました 今年は年男 還暦であります
時の流れを直線運動と考えれば 還暦といっても単なる通過点であり
時の流れを円運動と考えれば 振り出しに戻り 新たなスタートの年ということになりましょうか
いずれであっても 時は止まることなく流れております
ところどころに澱みがみられるこの社会であっても 猛烈な変化を いたるところで目にいたします
いましばらく この社会がどうなるのか どうならねばならないのか どうすることができるのか
直線であれ 円であれ その流れの一隅から 眺め 考え 行動したいと念じております
時々 ガソリンを補給しながら 六十回目、六十一回目の新年に向けて 今年一年を駆けてまいります
平成二十三年 元旦

友廣清志税理士事務所

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2022年

7月

25日

22.07.25 Mon

 昼、千葉そごう。桃源でラーメンに餃子。遠慮がちにビール。まだまだ、ウイークデイの昼ビールに後ろめたさを感じます。そう、気が小さいのであります。大振りの餃子をみて、小声でビールの追加。最近。ぼくのまわりで病を得る者がチラホラ。歳なんだからしょうがないが、そんなに急がなくても、と、独り言。

2022年

6月

26日

22.06.26 Sun

 暑くてぼぉぉ~、としている間に6月も下旬。みなさぁ~ん、なんとか生きております。昨日、50年以上付き合いの6人の仲間と、昼ビールを飲んで、確認しました。バカはいつまでたってもバカです。

2022年

5月

30日

22.05.30 Mon

 欧米人は、パスタ(麺)を啜って食べるkとはないという。日本人は、そば(パスタ)を啜って食べる。そりゃそうだ、箸を使う限り、啜らざるを得ない。ナポリタンを箸で食べれば、煤たざるを得ない。フォーク文化か箸文化か。食文化の分岐点は、フォークか箸かにあるのではないでしょうか。ぼくは、スパゲッティを箸で食べます。サラダも。ナイフとフォークを使うのは、ステーキを切る時だけです。滅多にありませんが。

2022年

5月

22日

22.05.22 Sun

 一昨日、何年かぶりにスカイツリーに行ってまいりました。もっとも、本所警察署に赴いたついでに立ち寄ったのですが、ようこんなものを建てることを思いついたもんだと、六厘舎でつけ麺を食べながら、いまさらのように感心しておりました。ちなみに、本所警察署は、落し物の件でありまして、何らかの事件を引き起こしたり、巻き込まれたりしたものではありません。

2022年

5月

16日

22.05.15 Mon

 そうか、今年は平成でいえば34年か。いまだに、西暦で物事を語られても、その当時の自分の記憶がピンとこない。いまから35年前、と言われても、ピンとこない。和暦を、西暦に換算して、35年を差し引いて、そしてまた和暦に換算する。そのころには、なぜそんなことをしているのかを忘れてしまう。思い出を訪ねるにもメンドクサイことになりました。あの出来事って、何年前だっけ、と話しているときのことです。なんかいい方法はないもんでしょうか。

2022年

4月

17日

22.04.17 Sun

 破竹の2連勝をしたかと思うと、今日は敗北。それでも温かく、慈しむのが阪神ファン。そのうち怒涛の3連勝をしてくれるさ。

2022年

4月

13日

22.04.12 Tue

 エイプリルフールを試すこともなく、4月半ばまで過ぎてしまいました。ウクライナのことは語るまい、そう決めました。すると、いま語ることが亡くなりました。シリア内線では死者50万人、避難民1300万人といわれています。ぼくは、もっともっと怒っていいと思います。語ることはしなくとも、起こることはします。