23.08.31 Wed
10時に北千住。13時に津田沼。18時に南千住。『尾花』のウナギで充電。20時前に事務所に戻ったのだが、鍵がない。種は明かせないが、なんとか別室に入り込む。雨に冷や汗、脂汗、本物の汗で全身びっしょり。歩きながらスールを脱ぎ、シャワー・ルームへ。一息ついて、月末シンドロームからの解放を実感。人間感情のなかで最後のものはやはり『憎しみ』なのかな、と考える。十分充電後の精神状態であり、別に落ち込んでもペシミスティックになってるわけでもない。喜びも怒りも嫉妬もけっこう簡単に忘れてしまう。憎悪はなかなか消し去れないとされているが、やっぱりそうかな。
23.08.30 Tue
10時に上野。11時半に入舟。事務所に戻り15時。我が会社の決算と申告書の作成。ったく何でしょうか、このやっつけ仕事。とてもこの舞台裏はクライアントの皆様に明かすことはできない。20時には完全電池切れ。最近、すぐに電池が切れる。
23.08.29 Mon
午後、秋葉原で会議。事務所に戻り我が会社の決算。間に合うんだろうか、と思っていたところにアマゾンから『ポスト・ブックレビューの時代(上下)』(倉本四郎)が届く。最近のアマゾンはその日のうち。仕事に集中しなければならないときに、何で、と思いながらもパラパラと拾い読み。これが止まらない。我々は、惜しい書評家(倉本四郎)を亡くした。
23.08.28 Sun
17時に千葉に向かう。日の暮れるのが早くなった。車を降りると、公園のひぐらしがうるさいほど鳴いていた。秋だな。自宅周辺も、どこを探してもすすきはなくなったが、イチョウの木は大きく育った。やがて秋も深まると、そのイチョウの葉が色づき、落ち葉が道路一面を覆い尽くす。しばし公園のベンチでたたずむ。今年の秋も短いんだろうな。
23.08.27 Sat
某政党の代表選。笑っている場合ではないのだろうが、みなさんあ何だか笑顔が頼りないですね。自信を持った笑顔が、最も説得力があると思うんですが。
23.08.26 Fri
10時に三軒茶屋。ランチ・ミーティングのあと赤坂見附へ。事務所に戻り14時。着いた途端に雷雨。かろうじてセーフ。いつもなら雨に見舞われるのに。事務所の窓からの豪雨を観る。17時まで土砂降り。17時半に出かけて18時に人形町。で、一日を終える。
23.08.25 Thu
10時に戸越。午後、事務所に戻る。実は、私がオーナーの我が会社の申告が今月末。ったく、紺屋の白袴とはこのこと。全く手つかず。これはいかん、と、閉じ籠り。ところが、『100年の難問はなぜ解けたのか』(新潮文庫)を手に持って閉じ籠ったのがいけない。例の『ポアンカレ予想』と、これを解きフィールズ賞の受賞を辞退したロシアの数学者ベレリマン博士についてのノンフィクション。『短連結な三次元閉多様体は三次元球体と同相である』との数学上の命題がポアンカレ予想。私には、答どころか問すらも理解できない。が、読みだすと止まらない。ったく、いい歳をしていつも脱線ばかりしている。
23.08.24 Wed
午後、西新宿から赤坂見附。17時半に事務所に戻る。18時ごろ、10歳になるスタッフの男の子が登場。夏休み最後の日、サッカーの試合を観に行くという。そうか、夏の終わりか。18時半に事務所を出て、本日の業務は終了。
23.08.23 Tue
午前は築地。午後、銀座の会社に立ち寄り打ち合わせを終え事務所に戻る。さて、パソコンとにらめっこ。今日中にエクセルでデータの作成。もちろん夕方から会食。そのために久しぶりにテンション高く作業に打ち込む。17時にとりあえず作成終了。この『とりあえず』が持ち味。灌木を踏み倒してでも、とりあえずたどり着く。いざとなれば、見た目でごまかす。出かけるまでのひと時、漱石の青木繁と坂本繁二郎についての評価を拾い読み。絵を文章で言い表すとはさすが。てなことを考える間もなく、心は秋葉原の『万世』へ。ほろ酔い加減で20時過ぎに事務所別室。で、一日が終わる。
23.08.22 Mon
10時に築地、11時に神谷町、13時半に再び築地、15時に銀座、16時に霞が関、そして事務所に17時半過ぎ。暑くはないのだけれど蒸す。19時にシャワーを浴びビール。夏の終わり独特の疲労感か、気だるい。なんとなく、神、イエス、聖霊の三位一体を思い浮かべる。神もイエスもよく理解できないのだが、聖霊はもっと分からない。もっとも分かろうと努力もしてないが。こんなことを思うのは、やはり秋かな、と季節が一歩飛ぶ。
23.08.21 Sun
夜、自宅に帰り、ビールを飲んでゴロリと横になる。寝るに最適の気温。このまま秋を迎えることはないのだろうが、逝く夏を感じる。夏は嫌だが、季節の変わり目で最も寂しさを感じるのは夏。なぜだろうか。
23.08.20 Sat
今日は完全オフ。
23.08.19 Fri
昼をはさみ、赤坂見附で金融機関と打ち合わせ。午後、事務所で仕事。ここのところ少々さぼり気味。夕方まで、比較的真剣に仕事。もちろん夕方からトンズラ。ただ、『水の透視画法』は手放さない。
23.08.18 Thu
午後、銀座。15時半に会議が終わり、事務所への帰り道、書店で『水の透視画法』(辺見庸)を購入。著者が『自動起床装置』で芥川賞を受賞して20年。記念の講演会を聴き、そこから追っかけを始めて20年。電車の中で読み始め、すっかりハマってしまった。読むたびに、錆びた感性が少し回復する。漫然と見過ごしていいのか。気が付かなくていいのか。シャワーを浴び、スタッフに、申し訳ない本を読む、といって別室にこもり読み続ける。また、こういう日はしたたかに飲んでしまう。もっとも、こういう日に限らず、いつもしたたかに飲んでしまうのだが。
23.08.17 Wed
一週間ぶりにスタッフの顔を観る。チームともひろ再起動。早くチームの名称が変わってくれなければ。昼に吾妻橋を渡りながら、暑っう!!。東駒形で打ち合わせを終え、事務所に戻り、18時に上野の某金融機関。契約巻き直し。事務所に戻り一仕事。全身汗まみれ。シャワーを浴び、万人力で油そばを食べ、事務所に戻り20時半。やっと一息。夜は、イスラームの勉強。
23.08.16 Tue
朝8時半に事務室。14時まで仕事。村上春樹翻訳の詩集『滝への新しい小径』(レイモンド・カーヴァー)を拾い読み。『長い時間をかけて、私の人生は私のところに戻ってくる』であればいいのだが。今日の携帯の着信履歴はすごい数。23時過ぎに一段落。まだまだ私の人生はどこかをさまよっている。
23.08.15 Mon
朝6時に事務室。伝助で秋葉原に赴き、13時にそのまま恵比寿ウエスティンホテルへ。知人と待ち合わせて『龍天門』でランチミーティング。平成17年、19年、21年と、奇数年になるとこのホテルを舞台に何かが起きた。それも夏。不動産売買、民事再生、債権保全などの案件。朝から夜まで幾日も。いつも『龍天門』で食事。この夏はこのまま何事もなく終わりそう。15時に千葉に向かう。16時に自宅に着きシャワー、ビール。こっから先はオフ。一時間もしないうちに寝入る。
23.08.14 Sun
昨晩入った仕事、深夜に思い出してしまった仕事に突き動かされて、朝の6時から事務室。昼も食べることなく16時ぐらいまで。いささか消耗。終わりはしないのだけれど、今の私は時間で仕事する。その昔は『覚悟』と『執念』、しかも『指先一本の執念』で説教をしていたのだが、私は今も昔も自分に甘い。書棚から、12年前の文藝春秋を取り出し読み始める。ついでに『世界史の誕生とイスラーム』(宮崎正勝)。本を携え食事に出かけ、そのまま夜まで読み続ける。
23.08.13 Sat
昨晩は、痛みでほとんど寝ていない。午前、上野に出かけ文藝春秋9月号他幾冊か本を購入。最近の興味は、中央アジアの歴史とイギリス史。地図の右端に日本、左端にイギリスを位置づけると、真中は中央アジア。きっとここには何かがあるに違いない。購入した本をルノアールでパラパラ。下半期芥川賞の受賞作はなかったが、候補作が文春9月号に搭載。候補作よりも、選考委員の選評が面白い。最近の小説は面白すぎてよろしくない、が、私の感想。読まねばならん、と焦燥感を抱かせるような小説が少ない。午後は、入谷の喫茶店、別室での読書。世界の歴史を紐解くとき、インターネットの歴史地図がありがたい。夜、痛みが幾分和らぐ。栄龍にて食事。昨夜の睡眠不足が襲い、いつの間にか寝入る。
23.08.12 Fri
朝10時、東京に向けて旅館を出る。きわめて個人的な目的のための新潟への二泊三日の旅。のんびりしたのだが、朝から右手首に痛みが走る。車のハンドルを切ると右手首に激痛。15時に事務所に着いて痛みはさらに酷くなる。事務所近くの整形外科に駆け込む。原因はドケルバン病。いわゆる腱鞘炎。右手首を前後左右に曲げることができない。腱鞘炎がこんなに痛いとは。また、右手が使えないことがこんなに不自由とは。パソコンも操作できない。夜は、ただひたすら痛みと不自由さにに耐える。
23.08.11 Thu
10時に新潟は見附市へ。所要を済ませ。15時に旅館に戻る。畳に寝転がり『ロードス島攻防記』(塩野七生)と吉村昭の太宰治賞受賞作『星への旅』。温泉に入り夕食。時はゆっくり流れているのだが、右手首に痛みが走る。
23.08.10 Wed
伝助Ⅱ号で10時に銀座。打ち合わせを終え12時過ぎに新潟へ。目的地に17時半。今日は、そのまま旅館に泊まる。温泉につかり夕食を食べると、とたんに眠くなる。大の字になり寝る。これって相当シアワセ。
23.08.09 Tue
少々二日酔いの頭を抱えて、10時に日本橋堀留町のクライアント先で決算報告。そのまま人形町の先輩事務所へ挨拶。事務所に戻り13時過ぎ。14時に来客。17時に鴬谷の『マルス』。同年同月生まれのママを相手に一言二言のあいさつ。ほろ酔い加減で事務所に戻り、『吉村昭が伝えたかったこと』(文藝春秋臨時増刊号)をパラパラ。
23.08.08 Mon
午後、秋葉原。事務所に戻り、18時から業界団体の役員会に出席のため上野東天紅。したたかに飲んで21時に事務所に戻る。夏休みまで後一日。幾つになっても夏休みは待ち遠しい。
23.08.07 Sun
朝起きる。事務室へ。よし!と決意し、パソコンを起動させるものの、当然、決意は仕事に向かない。やっぱ、北野武の代表作は『アキレスと亀』かなぁ~(『アキレスと亀』の本来的意味はウキペで『ゼノンのパラドックス』を参考にいていただきたい)、とか、飯嶋和一の新作は早く完成しないかなぁ、とか、原寮はどうしちゃったんだろうか、とか思っているうちに昼。昼を食べれば、当然、もともと少ない戦闘意欲はゼロベース。午後は、別室に移動しアイポッド。ベートーベンとドボルザーク、さらに和田アキ子に都はるみ。昼寝用のBGM。夕方、伝助で千葉へ。白眼出血小康状態。
23.08.06 Sat
白眼出血が止まらない。原因は体と眼の疲労。本を読むのは眼を庇うことにならないのだが、それでも眼を庇いながら静かに本を読んで過ごす。さすが、夕方には飽きてくる。モゾモゾと沸き起こる雑踏への韜晦。しばし他人の中での心地よい孤独を味わう。
23.08.05 Fri
朝、鏡を見てびっくり。白眼出血。午前は、銀座のハートクリニックに通院。午後は、赤坂見附のクライアント先。だんだん白眼出血が酷くなる。見た目ほど本人にはダメージはないのだが、眼が沁みる。上野、北千住と所要を済ませ、夕方事務所に戻る。スタッフが戻るのを待ち『栄龍』へ。少々飲みすぎて、21時に別室。飲み過ぎてはいるのだが、意識は比較的覚醒。
日残リテ 昏ルルニ 未ダ遠シ
23.08.04 Thu
午前は戸越。昼に事務所に戻り、14時に虎ノ門の弁護士事務所。そのまま銀座に移動し、夕方事務所に戻る。なんだか急に藤沢周平を読みたくなる。
23.08.03 Wed
終日事務所。17時半にはさすがに飽きる。ぶらり根岸散歩。花の音でコーヒーを飲み、事務所に帰りシャワーを浴びたところで携帯に2件の電話。何だか、出かける気がなくなり別室で缶ビール。クラッカーとバターで夜を済ます。減量できるかな。
23.08.02 Tue
出張先から昼に事務所に戻り、リーバイスとTシャツ。ランチは、久しぶりに『きみはん』でラーメン。午後は、スタッフの邪魔をしないようにひっそりと事務室で過ごす。17時過ぎに南千住に向かい、半に『尾花』に到着。玄関先の庭で待つこと二時間弱。う巻と枝豆、そしてビールにありついたのが20時前。その後出されたうな重を食べ、思わず感涙。なんという長い道程。鰻を食べたくて事務所を出て、食べ終わりまで4時間。何故、この執念が仕事と勉強に出ないのだろうかと悲嘆。
23.08.01 Mon
月曜日の午前はいつも慌ただしい。しかし今日は特別。なんだか言葉が体に突き刺さる。昼に秋葉原、そこから銀座、再び秋葉原、またまた銀座。入谷に戻り18時。口に入れたのは朝食代わりの小さなドーナツ一個のみ。腹も減ったが、それより一人で飲みたい。こういう時は、いい意味で客を無視してくれる根岸の『河金』へ。気を遣いたくもないし、気を遣われたくもない。ポテトサラダ、メンチカツ、百匁カツを頼み、猫を相手にビールのがぶ飲み。それこそあおるように。今夜の私は、Don’t
touch me!一人でいい。一人がいい。