日
30
6月
2013
10時に千葉そごうの三省堂書店。続いて、ジェラルド・バトラー主演の『エンド・オブ・ホワイトハウス』。『オペラ座の怪人』のファントムも、『300(スリーハンドレッド)』のレオニダスを経て、このマイク・バニングへと、アクション・スターとして確固たる地位を手に入れた。もっとも、バトラーの演技の幅は広い。単なるアクション・オンリーではない。スタローンやシュワちゃんと異なり、顔立ちに知性が見える(両御大ごめんなさい)。ただしバトさまとして日本女性に君臨するには、やや顔つきがハード。帰り道、ハナマルキの『塩こうじ』をゲット。夜は、フランスパンに塩こうじを塗り、トースト。これが実に美味いんである。一升瓶ワインをゴクゴク。塩こうじトーストをパクパク。そして、いつもの疑問にたどり着く。日曜日は、一週間の終わりなのか、始まりなのか。
土
29
6月
2013
3時に起床。二日酔い気味の体に鞭を打ち、少々仕事。二度寝をして、10時に東銀座のクリニックに通院。ルノアールで、雑誌を読みながら軽く食事。入谷に戻り13時。部屋を片づけ、中上健次の本(『全発言Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』)を手に取り、しばし拾い読み。夜は千葉へ。久しぶりに愛犬と戯れる。
土
29
6月
2013
9時半に錦糸町。伝助Ⅲ号の定期検診。11時に日比谷の東京会館。いまから30年ほど前、ここのレストラン『プルニエ』で食事を招待され、えらく場違いなところに来た感覚を思い出す。そのアウェイ感は、いまでも残っている。私の領域では、交差することのない場所。事務所に戻り、15時に市川。仕事を終え、16時半に総武線市川駅。今日は、総武線沿線でこのまま音信不通。この地は、私のホーム・グランド。
木
27
6月
2013
9時過ぎに事務所を出て、10時に綾瀬。株主総会出席。13時半に戸越。月次報告。15時に本所吾妻橋。幹部会出席。17時に西新宿。決算報告。20時半に入谷。入谷トリップ90分。炒飯と中華炊込み飯の違いを味わい、22時別室。シャワーを浴び、畳に大の字。なんだか考えるのが面倒臭くなり、このまま成り行きで生きていくか、と呟く。そうもいくまいとも。
水
26
6月
2013
朝というか、夜中というか、2時半に起きる。珍しく仕事。6時にレポートを書き終え、再び布団にゴロリ。9時半に事務所を出て上野。13時に津田沼。仕事を終え、14時半に津田沼駅でサンドイッチ。16時に北千住。18辞に鶯谷の名店『鶯谷苑』で焼肉。22時に別室。月末だなぁぁ~。
火
25
6月
2013
午前、別室に閉じこもり調べもの。午後は、北千住。事務所に戻り、18時半に恵比寿。21時に入谷。三ノ輪方面に歩いて食事。別室に戻り22時。エアコンをつけ大の字。なんで、天井って見飽きないんだろう。
月
24
6月
2013
9時に事務所を飛び出し北千住へ。昼は、北千住の銀座アスター『千住寶館』。いつも思う、銀座アスターと東天紅、どちらが美味いんだろうか。もっともこちらは、下種の謗り食いってやつで、なんでも口にする輩なので、味のことは分からない。17時に事務所を出て神谷町。打ち合せを終え、20時に上野。潜むこと1時間半。別室に戻り22時。もう、寝るぅぅ~。
月
24
6月
2013
3時に起き、『のぼうの城』を観る。面白い。野村萬作の切れ味が実にいい。原作以上に面白い。久しぶりに終日自宅。昼下がり、4歳と1歳のガールフレンドがやって来る。小さな友人相手にビールとワイン。気が付くと、愛犬も加わった騒然としたなかでうたた寝。こうして一日が終わる。
日
23
6月
2013
いつもの通り8時半に事務室。たまにはみんなで勉強。スタッフと昼。別室に戻り、午後はうたた寝、片づけ、クリーニングであっという間に過ぎる。土曜日の午後のラジオがたまらんのであります(TBSパカパカ)。夕方、千葉へ。愛犬の歓迎を受け、ビールを飲み再びうたた寝。
土
22
6月
2013
午後、結婚式への出席のため横浜『ホテルニューグランド』へ。山下公園を眺めながら華燭の典。絶品のローストビーフをいただく。19時に中華街へ。北京ダック。くぅぅ~。最後の晩餐はラーメンとカレーライスと決めている。そのひとつ前は北京ダック。そのもうひとつ前は焼肉。そのまた前は卵焼き・から揚げ・ウインナーの弁当。で、最後の晩餐に向かってのスタートはメンチカツ。私の人生計画は、けっこう緻密だ。酩酊状態で、入谷に戻り22時。体よりも心の健康を大事にしよう、となおビールを飲む。
金
21
6月
2013
夜、小雨のなか根岸に沈む。江戸安政の時代から昭和初期にかけてだろうか、ここ根岸には割烹・料亭がいくつもあった。とくに 『笹の雪』の向かいの『鶯春亭』(地図⑦)は、金麩羅料理で有名な高級料亭であったという。物語の世界にもしばしば登場する。敷地も広大であった。いまの台東区根岸3丁目24番である。その広大な敷地の面影はもうない。もっとも、台東区の大部分は、震災復興土地区画整理事業、戦災復興区画整理事業、東京都市計画事業による土地区画整理事業により、敷地が細分化されてしまった。この根岸3丁目と4丁目が、私がときどき沈没する地区である。10年前には、料亭も2件営業していた。『すぎ田』に『福井』。いまは廃業。ちなみに、金麩羅とは天麩羅に卵の黄身黄身を使った料理という。白身を使ったのが銀麩羅。で、私が今宵食べたのはチキンライス。
火
18
6月
2013
11時に人形町。昼は、『花乃蕎麦』で鴨せいろ。12時半に事務所に戻る。昼に鴨せいろを食べたせいか、夜は入谷の『四川厨房』。初めに、餃子をお酢のみで食べる。これが実にうまい。餃子帝国宇都宮では、当然の食べ方であるらしい。続いて、一人火炎鍋。暑さと辛さのとの戦い。壮絶な戦いの末に勝ち得たものは、まさに桃源郷。鍋に残ったスープにライスを入れフィニッシュ。人生におけるある一日の最後の食事は、斯く在るべし。さぁ~て、アウレリウス賢帝の『自省録』でも読むか。奔放かつ堕落した精神には、禁欲的な書物が必要だ。睡眠薬として。ちなみに、鴨せいろと火炎鍋は全く関係ありません。
火
18
6月
2013
5時に別室。8時半に事務室。14時半に新宿。16時半に事務所。17時半に、事務所ビル5階の大会議室。某法人の総会後の懇親会。同じビルの隣組のよしみでお呼びいただいた。宴席ならば、呼ばれればどこにでも出かけるという、目方は重いが人間は軽いという、持ち前のフットワークを活かして参加。19時に終わったものの、ここで止まるわけがない。別室に戻ったのが22時半。どこで何をしていたのでしょうか。
月
17
6月
2013
8時半に事務所を出て、13時半に戻る。部屋の片づけ、クリーニングであっという間に夕方。千葉に帰り、愛犬たちとうたた寝。マルチーズとヨークシャーのはずなんだが、毛をかカットしたときは、どうみてもヤギとネズミだ。
土
15
6月
2013
蒸し暑い昼下がり、『上野精養軒』へ。わが業界団体の会合。懇親会の途中で上野アメ横に降り、ビールを少々飲み入谷に。久しぶりに根岸界隈をさまよう。根岸のディープさは尋常じゃない。鶯谷周辺の猥雑な地区。柳通りから尾竹橋通りにかけての閑静な地区。その閑静な地に暫し。深川からこの地に事務所を移して11年。この地は、変わりつつも変わらない完璧な下町。別室に戻ったのは何時だろう。明日も、明後日も仕事。根岸の夜のようにひっそりとした時間も必要。
木
13
6月
2013
午後、東銀座、茅場町、入谷、再び東銀座。旧友ににバッタリ。ビールを少々。上野に移動。アメ横に佇むことしばし。入谷に戻り、南川高志の『新。ローマ帝国衰亡史』(岩波新書)を読む。先日のドラマ『ローマ』を観る限り、衰退の原因は『あんた、そりゃぁ~、ローマ人は酒の飲み過ぎでっせ。』、といいたいが、どうもそうじゃないみたいだ。
水
12
6月
2013
午後、恵比寿。会議を終え、急いで人形h町。『シュークリー』で17時に焼きあがったシュークリームを買い求め、手土産。『鳥元』で会食。食事を終え上野へ。入谷に戻り20時半。夜は、腹這いになりながら永井荷風の『上野』。昭和2年の作品。明治時代の上野周辺の模様が描かれている。当時の地図を広げてながら読む。すこぶる面白い。これによれば、西南戦争後の凱旋兵士が、除隊の命を待つ間、谷中あたりの寺院が宿泊所だったらしい。なるほど、根津、池之端、根岸の新花街の歴史はここに始まるのか、と大きな勘違いをする。そうこうしているうちにザック・ジャパンの勝利を知る。しかし、『シュークリー』のシュークリームは美味しいらしい。一日3回、それぞれ130個焼くらしいのだが、すぐに完売。したがって、いつも行列。今日は、小雨模様だったから運がいい。でも、食べたことはない。
火
11
6月
2013
プロ野球の試合数は球団当り年間144試合。で、144連勝の全勝優勝を願っている巨人ファンがいる。阪神ファンには、そんな大それた願いをもつ者はいない。負けるから阪神ファン、猫のような虎だから阪神ファン、それが阪神ファンである。大阪人はボケとツッコミを一人でこなす稀有な人種である。このボケという自虐的なエートスが阪神とシンクロし、特異なファン心理を形成する。今日現在、阪神はセリーグ首位であるが、どうも落ち着かない。通勤電車で弁当を食べているように落ち着かない。これは一時の幻影、泡沫の夢、と自虐的かつ貧乏性な阪神ファンは。事務所向かいの「栄龍」で、今朝のスポーツ新聞を読みながら紹興酒を飲む。
月
10
6月
2013
「初めに、神が天と地を創造した」のが西洋の神。「混沌のなかから、勃然と現れた」のが日本の神々。神が、すべてを創造したと考えるか、何かから生まれてきたと考えるのか、この差は大きい。だから、日本ではいたるところに神様が存在する。あまりにも身近すぎて権威がない(失礼!)。分かりづらいのが仏様。神様と仏様の違い。これはもう決定的に違うのですが、今日はここまで。結構暇な一日だったんです。
土
08
6月
2013
真理に近い仮説を立て、それを検証・実践し、仮説を修正しつつ真理へと転換していく能力。これを仮説力という。複雑な現象について、その現象を構成する要素をコンセプチュアルに抽出、分類し、その相互関連を明らかにする能力。これを分析力といい、これらの要素を組み換え、または破棄・破壊し、新たな要素を組み入れ、異なった現状を創りだす能力を構想力・企画力という。昨日までの仮説、現状、課題、宿題、困惑、悲嘆、苦悩、元凶、反省、後悔等々を、まぁいいか、とリセットまたは忘れ去り、何のためらいもなく心新たにできる能力。これを忘却力またはリセット力という。ついでに、己の失敗、己の能力、己の成果に拘泥せず、他人のことに口を挟む能力。これを棚上力という。これらの人間力と関係なく、人に迷惑をかけることなく、漂うがごとく自然体で生きていくことのできる能力。この能力の持ち主を、達人という。
金
07
6月
2013
午後、仕事と治療を兼ね、赤坂見附の歯科クリニック。17時に事務所に戻ったときには、すでに来客2名。打合せを終え、3人で四川料理。食後そのまま北千住へ移動。数曲歌っているうちに、気が付くと23時。入谷に戻ったころには、電池切れ。
木
06
6月
2013
ここのところろの暴飲暴食のせいだか、胃が痛い。よもや、ストレスが原因ということはあるまい。夕方、事務所をいそいそと出て会食に。帰路は、途中書店に立ち寄り21時に入谷に戻る。別室で、ウキペの『イグノーベル賞受賞者の一覧』を読む。世には、真に優れた人がいる。「猫から採取した耳ダニを自分の耳に入れ、結果を丹念に観察・分析した一連の実験」を行ったロバート・A・ロペズ氏(1994年昆虫学賞受賞)や「ピカソとモネの絵画を見分けられるようにハトを訓練し成功」した慶応大学渡辺茂教授他の方々(1995年心理学賞受賞)。感動ものである。これらの研究に光を当てたイグノーベル賞が、世界平和と学問のためこれからも続くことをつくづく祈念する。こういうことに時間を費やしていると、胃の痛みも和らいできた。
水
05
6月
2013
♪粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪♪
♪死んだはずだよ お富さん♪
♪生きていたとは お釈迦さまでも♪
♪知らぬ仏の お富さん♪
♪エーッサォー 玄冶店(げんやだな)♪
ご存知(?)、春日八郎の『お富さん』。50数年前に流行った唄である。もとは、歌舞伎の演目のひとつ『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)。昔から、『玄冶店(げんやだな)』の意味が不明だったが、宴会では、手拍子を強くして、声の張りどころであった。意味なんか分からなくても一向に不都合はなく、げんやぁ~だなぁ~、と叫んでいたのだが、今日初めてその意味するところを知った。人形町で降り、チョイと横道に入ると『玄冶店』の地名碑があるではないか。そうか地名か。お富さんはここに囲われていたのか。
『もし、ご新造さんえ。お内儀さんえ。お富さんえ、イヤサァ、お富。久しぶりだなぁ。』(与話情浮名横櫛)
夕方、逓信病院に知人を見舞い、四谷へ。夜は、『こうや 』で宴会。オーストラリア戦の影響か、客は少ない。
火
04
6月
2013
終日別室で仕事。夜は、根岸の隠れ家で食事。栄龍と異なったチキンライスを味わう。くふぅぅ~、旨かぁ~。9時過ぎに別室に戻り、バタン。いつまでも、休息は労働があるから楽しい、なんて言ってらんない、と独り言。スローライフってどういうライフかな。
日
02
6月
2013
中世ヨーロッパでは牧畜技術も進歩し、羊、豚、子牛などを盛んに食べていた。豚を11月に森につれていき、たらふくドングリを食べさせ太らせる。12月に殺し塩漬けにする。この時に必要なのが胡椒などの香辛料。この当時、この香辛料は南アジア(インド南端地域)、東南アジア(インドネシア地域)でしか産出しない。この香辛料が、コロンブスがアメリカ大陸を発見し、バスコ・ダ・ガマが地球を一回りした遠因であり、ローマ帝国や十字軍が戦争まで引き起こした原因でもある。夜、ビールとともに香辛料の効いた生姜焼きを食べながら、人間は本当に欲深いと感じた(スパイスの歴史に関するお話)。