2016年
12月
01日
木
タイクツ、たいくつ、退屈。3度目の入院で気がついた。聖路加の食事が、前回入院より格段に美味くなっている。塩分制限が取れているらしい。どんな境遇にあっても、喜びを見つける生き方。これが大事なんであります。でも、聖路加の食事は美味い。
2016年
12月
01日
木
昨日、手術室に入ったのが午前9時。目が覚めたのが18時。当たり前だが、麻酔が利いてフラフラ。ドクターが何か語り掛けてくれるのだが、もともと理解力の乏しい頭が、難しい話を拒絶反応。気がつくと今日。集中治療室。聖路加入院歴3度目。経験者は語る。病院も塀のなか。車馬のことは気にするHな。もう一つの塀のなかは経験ないが。
2016年
11月
28日
月
今日からしばし入谷を離れる。都内某所にはいるのだが、身動きの取れない状態が10日間ほど。消極的選択ではあるけれど、充電してきます。もう、充電の利かない年齢ではあるのですが。
2016年
11月
27日
日
終日、入谷の別室で過ごす。昼夜とも、事務所ビル1Fにあるグーテ・ルブレのパン。久しぶりの閉じこもり。書棚から、はていつ購入したんだっけ、という本を見つけてパラパラ。これぞ積読の醍醐味。
2016年
11月
27日
日
マイケル・サンデルといえばハーバードの政治哲学の教授。『正義』をテーマにした講義は、『ハーバード白熱教室』としてテレビで放映された。マイニチ・ノンデルといえば入谷の税理士。酒場を求めるその姿は、周辺の人々の失笑を買っている。そのサンデルだが、我々が若き頃と同じテーマが議論のテーマとなっている。人間が抱える課題は変わらない。
2016年
11月
25日
金
伝家の宝刀『指し値オペ』。日銀の最後の切り札ともうべき政策。今日の午前中、発動されたとの、日経新聞夕刊の記事。相当、注意深く読んだのだが、アルコールが入っていたこともあり、さっぱりわからない。何が『伝家の宝刀』で、なんで『最後の切り札』なのか。いや、記事の説明が悪いのではなく、悪いのは私の頭であることは分かっている。やはり、日経の夕刊は文化欄に限る。
2016年
11月
24日
木
二の酉。事務所前の金美観通りは鷲神社に向かう人出で大賑わい。いよいよ年の瀬が来る。16時に、秋葉原のチェルシー・マーケットで会食。入谷に戻り19時。今日は寒い。
2016年
11月
23日
水
10時に来客。14時に来客。16時に六本木。18時に銀座筑紫楼。5人が集まり、ハッピーリタイアの祝賀会。もちろん口実。フカヒレ、北京ダックで、ビールにワインに紹興酒。21時過ぎに終演。酩酊状態でタクシーに乗り入谷。シャワーを浴び、本日はここまで。
2016年
11月
22日
火
9時過ぎに事務所を出て、北千住のスタバで一息。顧問先に出かけ、昼を食べ、事務所に12時半。14時に来客。16時に散歩に出かける。事務所近くの竜泉から下谷を、それこそゆっくりのんびり。この地には寺社が多い。また、自然発生的な不揃いな街並みであるがゆえに、かえって落ち着く景観。下町。
2016年
11月
21日
月
税理士であるからといって酒税、つまり、ビール、発泡酒、第三のビールの違いについて分かるわけではない。が、味は分かる。価格差ほどの味の違いかどうかは、個人の好みであろうが、やはり最初の乾杯は、あのビールののど越しの味が欲しい。ということで、今宵もビールで乾杯。その後、蒸留酒(イモ焼酎)。
2016年
11月
20日
日
16時半に須藤橋。約束までに少し時間があったので、神保町方面を散歩。古書店を覗く。古書の独特の匂いと、ごくごく狭くて深い研究成果を著わした歴史書を手に取る。著者の人生を羨ましく感じる。17時から膳菜や。学生時代の友人5人で小宴。馬鹿がバカをやっていた時代の仲間。相変わらず馬鹿な話を3時間。酩酊状態で終宴。
2016年
11月
19日
土
蒸留酒は、醸造酒を蒸留して作った酒。スピリッツ(spirit)ともいう。そんなことはどういでもいいのだが、何が異なるのかというと、アルコールの度数である。醸造酒のアルコール度数は16%~20%が限界であり、これ以上の濃度のアルコール作るため蒸留という技術が開発された。早い話、酒飲みがもっと濃い酒を、と求めた結果である。こういう気持ちが、痛いほど、異常なほどに私には理解できる。風味よりも刺激。ワインも日本酒も、蒸留すればするほど味がなくなる。が、高アルコール度数を口に入れた時の、舌の刺激、胃の刺激、脳に送られる刺激。これを求めて、今宵もスピリッツのロックをガブガブ。スピリッツといっても、芋焼酎であります。
2016年
11月
18日
金
魚料理が続くと肉系揚げ物。何が好物かというとメンチカツ。このメンチカツ、歴史は浅草発祥とも神戸発祥ともいわれ、その語源も諸説ある。関西ではミンチカツという。昭和44年まで大阪に住んでいたが、そのころの大阪ではあまり一般的でなかった。というか食べた記憶がない。当然、コロッケである。さて、いつごろから好物として食べるようになったのか、と思い出してみるのだが、そう昔のことではない。このメンチカツ、家庭でそうそうつくれるものではない。総菜として肉屋などで売られるようになってから一般化したのではないだろうかと想像する。テレビに登場する吉祥寺さとう、私が吉祥寺近くに住んでいた昭和50年ごろ、メンチカツなんてあったっけ、というレベル。入谷の名店香味屋のメンチカツも三代目シェフか完成させたという。ビーフシチューよりもはるかに歴史は新しい。歴史は新しくとも、メンチカツの奥行きは深く、アジフライとともに庶民の食生活の夫婦であると、思うのであるがいかが。
2016年
11月
17日
木
信濃町駅から千日坂を経て安鎮坂(権田原坂)。18時に明治記念館の花がすみ。結婚式への出席で明治記念館を訪れたことはあったが、会食会場としては初めての利用。平成に入って、式場利用者以外にも開放したらしい。別に密談があったわけではないが、耳順を迎えた相手と5つ超えた私が、広い個室で3時間。玄海のフグとひれ酒をいただき、そして語る。そういえば一昨日もフグ。入谷に戻り21時半。寒い。熱いコーヒーを飲んで、本日はここまで。
2016年
11月
13日
日
ときどき哲学の書なんぞを読む。人生はいかにあるべきか、なんてのではない。物理学的時間と生物学的/生命論的時間の対比、なんてやつである。哲学を学んで、器用に人生を送る術を会得できるわけではない。幸せにも不幸にもならない。愛を勝ち得るなんてことは絶対にない。書を著しブレイクして印税や講演料がザクザク入るという幸せが手に入るかもしれないが、これも、まずというより絶対にない。で、なんで読むのかというのであるが、理由は暇。人間、時間がたっぷりあるときは、それはそれで忙しく時間つぶす道具を考えつくが、中途半端な暇は、これをつぶすのにちょっと苦労する。へたにミステリーなんてのに手を出したら、それこそ暇を埋め尽くして溢れてしまう。こんなときは退屈な本を読むのが一番であり、それが哲学の書。眠れないときなんてのは中途半端な時間の代表であって、ミステリーなんてを読むべきではない。哲学書に限る。私はこの50年近く、『善の研究』に挑戦しておりますが、既読範囲は20パーセントにも達しておりません。暇つぶしに読んでおりますから、挫折感も敗北感も焦燥感もありません。
2016年
11月
13日
日
午前、来客。午後、新高円寺。昨日と打って変わって快晴。入谷に戻り18時。伝助Ⅴ号で千葉へ。車中は一人カラオケ。アリスと小椋佳。自宅に蹴りシャワーを浴び、ビール。そして寝る。
2016年
11月
13日
日
9時半に事務所を出て東銀座。午前午後とそれぞれ別の仕事を終え14時半に入谷。今日は一の酉。夕方、鷲神社へとぶらぶら。今年は二の酉まで。やはり三の酉までなければ物足りない。23日(水)が二の酉。天気が良ければいいが。
2016年
11月
11日
金
ADHD(注意欠如・多動性障害)とは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである(文科省)。不器用で何度やってもダンスが上手く踊れない、工作が苦手、細かいことにまで注意が及ばず仕事でケアレスミスが多い、ご飯を食べているときボロボロとこぼす。と、こういう症状がみられるといいますが、反面、些細なことにこだわらず本質を重視するという方向を示すこともあります。日本では坂本竜馬。アメリカではアインシュタインがその代表といわれています。落ち着きがなく、些細なことはこだわらないが、本質もみつけられない代表に私がおります。
2016年
11月
10日
木
アメリカ大統領選。アメリカのことはアメリカにいなければわかりません。いても分からないかもしれませんが。いつも思います。現場からいくつものフィルターを通して届けられる情報は、そのフィルターを剥ぎとらなければなりませんね。情報の伝達は、伝言ゲームであります。
2016年
11月
09日
水
夕方、地元日本海で会食。ここは、わが事務所の第三会議室。別室に戻り20時。しばし秋の読書。万葉の世界と今の日本。微かながらでもなんとなく相通じるものを感じるが、陶淵明、杜甫、李白の世界と現代中国。なんか違うなぁ、と漢詩の世界に浸っていると感じる。もっとも、それほど中国の精神風土を知っているわけじゃないが。
2016年
11月
07日
月
9時過ぎに事務所を出て赤坂。そのまま麹町。夕方事務所に戻り、再び外出。まるでもぐら叩きのもぐらのように次々と頭を出す仕事。これも能力不足と普段の手抜きが引き起こす現象。こんなとき、アメリカン・ジョークで気持ちを和らげる。しかも、かのジョン・フォードがジョン・ウェインと組んだ際の映画のセリフ。『10年間、俺の女房は口をきかなかったことがある。幸せな10年だった。』いま、ジョン・フォード監督、俳優ジョン・ウェインといっても、知らないだろうな。
2016年
11月
06日
日
朝早く起きて仕事。昼は、かも南蕎麦を求めてぶらりと地元蕎麦店の西花へ。臨時休業。つくづくわが身に降りかかる不幸を呪いたくなる。しょうがない、パンで済ます。かも南とパンの落差が午後の仕事に影響した。急速に落ちる闘争心を感じ昼寝。気がつくと夜。夜は、久しぶりにエビフライとビールにワイン。私は『エビの出しゃばり論』を主張している。エビは、その実力の割には評価が高い。エビはもっと正しく(低く)評価されるべきで、アジフライはもっと正しく(高く)評価されるべきである、をかねがね主張している。でも、エビフライはやはり美味い。
2016年
11月
06日
日
今日も千葉で仕事。夕方、千葉みなとに出て、なべやで宴会。21時に自宅に戻る。夜中、久しぶりにドヴォルザークの9番を聴く。言葉ですべてを現わすことができるのならば、絵も音楽も要らない。ヘッドフォンで聴いているうちに再び眠り。
2016年
11月
06日
日
千葉は広い。万葉に歌われた通り、山はないが、草木生い茂る原野(千の葉)が今も多い。今日は千葉で仕事。話し込み、周りをみると暗い。夜の戸張は早く閉じる。駅前のビックリ・ドンキーに立寄りビール。ここのビールはオリジナル。ポテト、ナゲット、イカげそなどで喉を潤す。ファミレスを居酒屋とする怪しい親爺の空気をまき散らして今宵を終える。
2016年
11月
04日
金
マーロン・ブランドの『波止場』。監督はエリア・カザン。ヒロイン役のエヴァ・マリー・セイントはこれでデビューした。マーロンの兄役がロッド・スタイガー。ボクサー崩れのマーロンが、エヴァ・マリーに『兄貴は大学へ行った。頭がいいんだ。』、エヴァは『大事なのは頭をどう使うかよ。』。昔の映画には、説得力のあるセリフが多い。
2016年
11月
02日
水
9時に事務所を出て北千住スタバ。10時に顧問先。13時に御徒町の顧客先。夕方、再び北千住。仕事を終えごっつりで食事。八戸沖鯖づくしの料理。入谷に戻り、『住友銀行秘史』(國重惇史)を読む。かのイトマン事件を巡る住銀の秘話。いつの間にかウトウト。