ティッピング・ポイント。ある時点から急速に拡大する、発展することがある。その転換点をティッピング・ポイントという。飲めなかったアルコールが、あるときから人並み以上に飲めるようになる、あるときから急速にゴルフが上達する。私にはこの2点ともチッピング・ポイントとは関係なかったが、コツコツと古代の歌(万葉集)を読んでいると、フッと理解できる世界が浮き上がってくる。そうか、そういうことか。まだまだ万葉ワールドのなかの小さな扉が開いただけなのだが、なんとなく転換点が訪れたのかと思うことがある。夜、チェルシーマーケットで好物のフィッシュ&チップスを相手にハイボールを飲み、ほろ酔いで万葉を読んで感じた。