一昨日に引き続き、忘年会の話題。1970年代から80年代。体育会系の私は、若いころから宴会担当を拝命し、会場手配、シナリオ制作、司会、監督、プレイヤー等々とその役を極め、1990年に入るころには、宴会全体を仕切るようになっていた。それこそ、身に着けた宴会芸は、やや品のないものを主体として、このまま埋もれさせるには惜しい、と思うものもいくつかある。そろそろ後進に道を、と思う頃にバブルがはじけ、カラオケがあっという間に登場し、忘年会を席巻するようになった。宴会芸の衰退である。日本のサラリーマンに脈々として蓄積されてきた至宝の宴会芸。タモリ御大を生み出したイグアナ芸も宴会芸。この時期になると、あの頃の忘年会が懐かしくなる。もっとも、セクハラとパワハラの集大成のような宴会だが。俺の酒が飲めねえか!!言われる前に飲んでましたけど。