日本の家族制度の歴史は、そんなに古くない。平安時代は、男が三日通えば婚姻成立、半年来なければ離婚が成立した。子供は、女の父が育てた。つまりお爺ちゃん。これは、お爺ちゃんにかなりの経済力がいる。したがって、子供の養育の放棄が多くなる。今でいえば家庭崩壊。でもその当時は、崩壊する『家庭』という概念がない。戦国時代までの経済力(家族制度)にしても同じようなものだという。人間にとって、経済というのは大事な要素であります。ただ、必要以上はいらない。てなことを、久しぶりに龍昇で餃子や石焼麻婆をを食べながら本を読んでいると、現代人ってけっこうシアワセなんだな、とつくづく感じる。