9時前に事務所を出て東銀座。昼にいったん事務所に戻り、午後再び東銀座。夜は鴻運楼で生姜焼き定食を食べて感動。下町の冴えない税理士が、夜に何を食べようと興味はないでしょうが、ここは一つ踏ん張って興味を抱いていただきたい。豚肉の料理方法は中国から伝わったが、これが生姜とコラボして生姜焼きとなったのが日本。なんとなく、日本料理なのか、西洋料理なのか中華料理なのか国籍がいまいちはっきりしないところが生姜焼き定食。なかなか中国本土出身のシェフが経営する店ではお目にかからなかった。四川厨房、龍昇、鴻運楼と続くこの店舗でも初めての登場。別に、中国人シェフに生姜焼き定食に思想的抵抗感があわけではないだろうが、なぜかいままでメニューになかった。是非このまま、生姜焼きに、スパゲッティやポテサラは付かなくていいから、中華風生姜焼きを追及していただきたい。生姜焼きの多国籍性というか曖昧性というかザックリ感というか、捉えどころのないところが実にいいのです。