After all, tomorrow is another day! 風と共に去りぬのスカーレットの最後のセリフであります。スカーレットは、女性でありますから、『だって、明日はまた新しい日なんですもの!』と訳さなければいけないのでしょうが、ここは文脈(ストーリー)とは関係なくチャンドラーらしく『明日になれば忘れるさ』とでも訳しましょうか、はたまた吉本風に『明日は、今日と違いまっせ』とでもしておきましょうか。いずれにしても好きな名セリフであります。映画そのものは、スカーレットというキャラクターがいまいちのため、あまり評価は高くないのですが、このセリフの出てくる最後のシーンは名シーンとして映画史上に残るでありましょう。ただ、歳とともに『Tomorrow is another day! 』が遠くなるのであります。昨日今日、自宅を出ずにDVDを観ました。