2019年
12月
31日
火
一年が終わりますね。今年、昨年と、生きていればこんな年もあるさ、と思えるような年が続きました。だからといって散々な年だったかというと、そうでもないのです。無事に一年を終えることのできるありがたさの方が、一年の思いとなっております。いいお年を。
2019年
12月
30日
月
術後2週間目、退院後3日目。まだまだ自宅静養。退屈で退屈で、暇つぶしといえば落語。これが術後の傷口に与える影響が並ではない。痛いこと痛いこと。切ったというか、折ったというか、裂いたというか、その肋骨と胸骨が痛い痛い。しかし、文珍はいいですなぁ~。
2019年
12月
23日
月
ぼくの親父の4代前までは、岡山の津山に住んでいました。八つ墓村のモデルとなったところです。津山30人殺しは実際の事件です。その津山で有名なご当地グルメが津山ホルモン焼きうどんです。この究極のコッテリ系は、ビールとも冷酒とも焼酎とも極めて親和性が高く、ご飯とも合うのです。今日は、朝から鉄板に乗ったこの津山ホルモン焼きうどんが頭を巡ります。話が強引すぎるのはよく分かっていますが、ここまで回復しました。
2019年
12月
22日
日
この4日間の記憶。痛い。手術は、心臓のバイパス手術らしいのですが、そのためには肋骨、胸骨を割かなけれならないらしいのです。ということは、ぼくにとっては骨折の症状。心臓が痛いのかどうか分かりませんが、骨が痛いのです。
2019年
12月
17日
火
昨日の10時に聖路加病院に入院。今日の8時に、5階の手術室に歩いて向かいました。気がついたら17時。集中治療室です。意識は、全身麻酔でもちろん朦朧です。今日の記憶はこれだけです。
2019年
12月
08日
日
辛い、と書いて、からい、と読むか、つらい、と読むか。そりゃぁ~、文脈から判断できるのでありましょうが、いきなり『辛い』、で文章(文章といえませんが)が終わると、遺書と思って、読んだ人は驚くでしょう。今のぼくは、辛い、です。間違って四川料理の鷹の爪を食べてしまいました。本来は、除けて食べるのだそうです。
2019年
12月
07日
土
繰り返し読んだ本って何だろう、と思って自宅の書棚を眺めました。手に取った回数は聖書が一番ですが、その一割も読んでいません。吉本隆明『共同幻想論』も手に取った回数は多いのですが、読み通したかどうかというと自信がありません。そんなことを思いながら、ふと『長いお別れ』(レイモンド・チャンドラー:清水俊二訳)が目に留まりました。そうだ、これだ。この『長いお別れ』は、村上春樹の訳を含めると、4度は読んでいることは間違いないのです。こうして目につくと手に取り、読み耽ってしまいます。冒頭の数ページで出てくる白服に対するマーロウの皮肉、タクシー運転手のマーロウに対する共感あるセリフ、今日もまた、読み始めました。
2019年
12月
06日
金
延期となっていた入院・手術の日が、この16日(月)、17日(火)と決まりました。予定では2週間の入院。ということは、なんと大晦日に退院。クリスマスイブは病院。病院は聖路加国際病院。なんだか、本格的なクリスマスを迎えそう。この歳になっていろいろと経験させてもらいます。
2019年
12月
01日
日
アメリカ映画のヒーローはアティカス・フィンチだそうです。アラバマ物語の主人公で、グレゴリー・ペックが演じました。2003年6月にアメリカン・フィルム・インスティチュート (American Film Institute:アメリカの映画団体)で選ばれたもので、最近の映画は対象になっていないのですが、その後発表された映画を加えても、やはりアティカス・フィンチを超えるヒーローはいないでしょう、とぼくも思います。で、日本映画のヒーローはといえば、椿三十郎(三船敏郎)と加納秀次(高倉健:冬の華)です。こらは、ぼくの趣味です。話は変わりますが、明日から二週間ほど、また聖路加病院に入院します。