2015年

 

12月

 

31日

 

27.12.31 Thu

 さて、一年が終わる。64回目の年越しであるが、そんなに大晦日を覚えているわけではない。若いころ、大阪の実家に帰ることがなく東京で過ごし、コンビニもない時代でもあり、食ものに不自由した記憶はあるが、心に何かを抱えて年の瀬を迎えた記憶は少ない。高校3年の時、それまで勉強しなかったつけを払った冬休み。確かに正月はなかった。その年の暮れに、こんなことではいかん、と気持ちを切り替えた年の瀬。私の17、18は、自分なりの激動の年であった。大した流れではないが、初めて迎えた人生の分岐点といえる。なんとか今日まで泳いできた。どの選択が良かったのかどうかは分からない。ただ、今年と来年との境界線には、リセット機能装置が横たわっている。ニーチェの永劫回帰から脱するチャンスでもある。ときには起動させなければ、そのチャンスを失ってしまう。この歳になると、なかなか起動しないのだが。

2015年

 

12月

 

30日

 

27.12.30 Wed

 7時半に築地。凄い混雑。昼過ぎに千葉に帰り昼寝。16時に起きて、自宅書斎に閉じこもり。書棚の整理。昔の雑誌を見つけたりすると、そのまま読み続け、何をしていたのか分からなくなる。気が付くと深夜。

2015年

 

12月

 

29日

 

27,12,29 Tue

 縄文人と弥生人。人類の起源はアフリカ大陸だが、日本人の起源はバイカル湖畔であるという。彼らを縄文人という。その後、稲作技術と青銅技術を携えて弥生人が中国大陸からやってきた。さて、この弥生人が日本人の起源かというと、その両民族の融合が日本人なのである。と、最近の学説が固まりつつあるという。もちろん、農業技術と工業技術に優れていた弥生人は、その戦闘能力において縄文人を凌駕していたのだろうが、どっこい、縄文人のしたたかさは弥生人を取り込み融合したのである。三内丸山遺跡は縄文時代の優れた共同性と精神文化を示している。縄文と弥生が融合し日本人が出来上がる。日本人の精神文化の強靭性と多様性は、日本人のDNAである。と、ほろ酔いの頭で夜中に考えた。

2015年

 

12月

 

29日

 

27.12.28 Mon

 今日で仕事納め。昼に、吉野家の特盛で今年一年の労をねぎらう。クリーニング店に向かう途中に思わず入った。実に満足。午後は、新宿に赴き、顧客先から16時半に事務所に戻り、本日の、いや今年の業務を終了する。

2015年

 

12月

 

28日

 

27.12.27 Sun

 朝から千葉北部の我孫子へ。もちつきを終え、昼過ぎからビールに冷酒。気が付くと、自宅リビングで寝ている。やはり今日もフィシュ&チップスを食することは叶わなかった。

2015年

 

12月

 

28日

 

27.12.26 Sat

 ロンドンのパブといえば、フィシュ&チップス。タラを揚げ、ポテトフライをを添えたイギリス、アイルランドの国民的料理である。夕食を軽めにしたせいだろうか、深夜、急にこれが食べたくなった。夜中の2時。諦めるしかないが、食べたいと思うと、いてもたってもいられなくなる。これだけ、食に対する欲望があるのなら、いましばらくは大丈夫かな、と考える。まったく、成立しない論理だが。もっとも、フィッシュ&チップス。あれを料理というのですか、と語る方も多い。ちなみに、フィッシュ&ポテトというと、ドッグフードである。

2015年

 

12月

 

26日

 

27.12.25 Fri

 今年最後の忘年会。文京区千石のかごの屋に出かける。歳だというのに、食べ放題飲み放題に反応する己が恨めしい。21時に終了。千石の住宅街を巣鴨まで歩く。JRに乗り、鶯谷で降り根岸の街を歩く。千石は江戸町並内、根岸は江戸町並外。少々、町並の気配が異なる。久しぶりに、ぶらり旅。冷たい空気を胸一杯吸い込む。入谷について22時。

2015年

 

12月

 

25日

 

27,12,24 Thu

 10時に戸越。昼に事務所に戻り、13時に御徒町。アメ横を通り、15時に事務所に戻る。夕方、電池切れにガス欠の症状を襲ってくる。眠いしのどが渇く。そうか、今日はクリスマス・イブか。この歳になると、サンタも来ないしサンタの役もない。早く寝るか。

2015年

 

12月

 

23日

 

27.12.23 Wed

 6時に起床。頭が痛い。7時にシャワー。頭痛の原因は昨日の日本酒。今日は仕事にならない。仕事は諦めて、久しぶりにぼぉぉ~。

2015年

 

12月

 

23日

 

27.12.22 Tue

 午前は、駒込の顧問先へ。夕方は、北千住。マルイの紀伊国屋書店で吉本隆明と唐木順三の本を購入。17にまさき。秋田料理と新潟の日本酒で忘年会。入谷に戻った21時には、もうヘロヘロ。いつの間にか畳にゴロリ。気が付くと日付が変わっている。最近、畳で寝込むことが多い。

2015年

 

12月

 

22日

 

27.12.21 Mon

 8時半に事務所を出て、10時に三軒茶屋。20年来の顧問先。10年一昔。サンドイッチを食べながら、長いお付き合いを語り合う。事務所に戻り13時。何をしていたのか、気が付くと17時。久しぶりに忘年会のない日。夜は、静かに本を読む。

2015年

 

12月

 

20日

 

27.12.20 Sun

 さて、年賀状。昨年は、実父が亡くなったので、年賀状を遠慮させていただいた。2年分の思いを込めて、なんとか夜に書き終える。もっとも、活躍するのはプリンターだが。

2015年

 

12月

 

20日

 

27.12.19 Sat

 日差しは暖かいものの、北風が寒い。昼過ぎに、入谷を出て千葉へ。国立千葉医療センターに立ち寄り自宅へ。18時には駅近くのONOへ。忘年会。21時に自宅に帰る。残すところ後2回。忘年会のことです。

2015年

 

12月

 

19日

 

27.12.18 Fri

 今日からスター・ウォーズの公開。こうもいたるところで宣伝されると、そんなに自信がないのかい、とディズニーに皮肉をいいたくなる。夜は、40年来の腐れ縁の仲間が5人、四川厨房で忘年会。私を筆頭に、頭の悪さを、体力と行動力と執念で補って生き抜いてきた。60を過ぎても、話題も飲み方も、これまた私を筆頭に行儀が悪い。いつ解散したのが、気がつけば別室でうたた寝。早々に布団に潜り込む。

2015年

 

12月

 

18日

 

27.12.17 Thu

 終日、事務所で仕事。夕方、大手町日本生命丸の内ガーデンタワー。ハインツ・ベックで創作イタリア料理とイタリア・ワインを堪能し22時に入谷。昨日と一転、今日は寒い。今年の忘年会も、残すところ4回。えぇ~、4回。幸せもんですな、私ゃ。

2015年

 

12月

 

17日

 

27.12.16 Wed

 赤坂見附から新宿。事務所に戻り17時半。いやぁ~、今日は暖かい。19時に御徒町。北海道で食事。入谷に戻り22時半。少々胃がシクシク、腰がズキズキ。今日はここまで。

2015年

 

12月

 

16日

 

27.12.15 Tue

 浅草寺本尊の秘宝聖観音(しょうかんのん)像は、推古天皇36年(628年)、宮戸川(現・隅田川)で漁をしていた檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟の網にかかった仏像である。この観音様は、実は埼玉県飯能市の岩井堂観音の仏像が、暴風雨により流出し、成木川、入間川を経て宮戸川に流れ着いたものだとの伝承がある。こういう伝承は、事実かどうかより信じるか信じないかの問題であるが、なんとなく信じたい。宮戸川に観音像を創る力はないのだから。

2015年

 

12月

 

15日

 

27.12.14 Mon

 今日は、赤穂浪士47名が元禄15年12月14日未明に本所・吉良邸へ討ち入った日。といっても、西暦になおせば1月30日(1703年)のことである。一般的には今日をその日としているが、日本に太陽暦が導入されたのは1873年(明治6年)。このころ、昔の日付をどう記憶したんでしょう。旧暦の日付を新暦に換算して覚えることもできたんでしょうが、面倒なんで旧暦のままで記憶する。どうも、この一月半のズレは、歴史を読むとき気になってしょうがない。

2015年

 

12月

 

14日

 

27.12.13 Sun

 江戸時代は下谷山崎町。明治には下谷萬年町。いまの上野駅前の地区である。8代目林家正蔵(のちの林家彦六)や9代目桂文治が暮らし、落語長屋と呼ばれた横丁もある。藤十郎はここに生まれ、ここで育ち、戯曲『下谷万年町物語』を書き、劇団唐ゼミせ初演された。その後、宮沢りえ、藤原達也の主演で蜷川幸雄演出で公演。男娼が描かれた作品である。小説などで、戦後の風景を描くとき、必ずといっていいほど登場する町である。いまは面影もないが、この街を歩くたび、退廃と猥雑、そのなかにも明日に向かうエネルギーを感じる昭和を感じる。いつの時代にも、格差社会の下層にいる者にとって、閉塞感は覆いかぶさってくるものだが、『下谷万年町物語』にはその閉塞感にも風穴が開いている空気を読み取れる。吉本のいう自己幻想にも、確かな自己幻想と不確かな自己幻想がある。

2015年

 

12月

 

13日

 

27.12.12 Sat

 比較的穏やかな一日。終日閉じこもりDVDに本。NHKオンディマンドでグリコ森永事件の番組を観る。事件が起きたのが昭和59年。この時、私は四谷を勤務場所にしていた。翌年には、日本航空123便墜落事故豊田商事会長刺殺事件が起きた。そのまた翌年に四谷を離れるのだが。なんとなくわが身も世の中も騒然としていた。

2015年

 

12月

 

12日

 

27.12.11 Fri

 野菜と果物。農林水産省の見解では、その区別にはっきりとした定義はないという。ただ、農林省の取り扱いではメロン、いちご、すいかは野菜らしい。どうも、この判断にはついていけない。わが農林水産省も当てにならない。こういうときは、新明解(新明解国語辞典・三省堂)さんに聞いてみよう。ところが、新明解さんもいまいち歯切れが悪い。キュウリを食べ(齧り)ながら、私は迷走状態に陥る。ただ、野菜は、その甘みを追及することにより果物にならんとするが、果物は野菜を目指さない。

2015年

 

12月

 

11日

 

27.12.10 Thu

 10時に事務所を出て11時にJR川崎駅。一日20万人を超す乗客人員。JR上野駅が18万人。巨大ターミナルである。13時に京橋。打ち合わせを終え、事務所に14時。一息ついたところで来客。16時半に御徒町。サイアム食堂でタイ料理の鍋を食す。冷えていた体が一気に温まる。入谷に戻り20時半。来年の手帳を眺めながらウトウト。

2015年

 

12月

 

10日

 

27.12.09 Wed

 アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)が、1998年に発表したアメリカ映画ベスト100のりリスト。ベストスリーは、市民ケーン、カサブランカ、ゴットファーザーである。その発表から20年がたったが、その後この3作を越える映画はあるのだろうか。

2015年

 

12月

 

09日

 

27.12.08 Tue

 9時に事務所を出て市川は鬼越。昼に事務所に戻り、15時に来客。18時半に御徒町。入谷に戻り22時半。座椅子に座り、座卓にある聖書を手に取る。新約聖書と源氏物語は、死ぬまでに読み終えたい、と思うものの、無理だろうな。てなことを考える。年末であります。

2015年

 

12月

 

08日

 

27.12.07 Mon

 夜中に起きて仕事を少々。4時に二度寝。6時半に起きてシャワー。昼に事務所を出て、14時に厚木は愛甲石田。打ち合わせを終え15時。事務所に戻り17時。俺の相手をするのも仕事のうちだ、と、スタッフを誘い、18時半には四川厨房。相変わらずここは書斎兼会議室。20時半に別室。中村隆英の『明治大正史(上)』を読み進める。これがすこぶる面白い。

2015年

 

12月

 

06日

 

27.12.06 Sun

  この時期の日曜日といえば、明治と早稲田のラグビー。両校の対決では珍しいフォワード戦に、ビールも進む。ラグビーは一人で見るものではない。一緒に見る相手がいるとその面白みは倍増。

2015年

 

12月

 

06日

 

27.12.05 Sat

 世界の歴史の流れがなかなか理解できない。これはもう、東アジアと中央アジアの歴史を把握してないからだ、と気が付いたのが5年ほど前。NHKシルクロードを観たり、本をコツコツと読んだりしてきた。理解できたかというとまだまだだが、モンゴル帝国の歴史を紐解いていると、確かに中央アジアを制した国家が世界を制していた。

2015年

 

12月

 

05日

 

27.12.04 Fri

 9時に事務所を出て市川。11時に仕事を終え、ヨドバシアキバに立ち寄り12時半に事務所。気が付くと夕方。今週も宴席が続いた。胃袋がお疲れ。夜は、一人宴会。お相手は、フェルディナント・フォン・シーラッハの『犯罪』。秋の夜長はミステリー。

2015年

 

12月

 

04日

 

27.12.03 Thu

 来客との打ち合わせが終了したのが17時。急いで人形町。食事を終え入谷に戻り21時半。シャワーを浴び、布団に潜り込む。寒いし眠いし。昨日は、バック・シャッツのお陰でほぼ徹夜。気がつくと深夜。再び寝る。布団の中にはシアワセが詰まっている。これは歳に関係ない。小さい頃からそうだった。

2015年

 

12月

 

03日

 

27.12.02 Wed

 9時に事務所を出て駒込。昼に事務所に戻り、14時には西新宿。16時に事務所に戻り17時に秋葉原。立吉で串揚げを食べ、21時に事務所に戻る。87歳の元メンフィス警察殺人課刑事バック・シャッツが主人公の『もう年はとれない』(ダニエル・フリードマン )を読み始める。やめられない。

2015年

 

12月

 

02日

 

27.12.01 Tue

 18時に虎ノ門。ハングリータイガーで、いつもお世話になっている歯科クリニックのスタッフの皆様を招いて忘年会。私が、こうして味を噛み締めて物を食べることができるのも、クリニックの皆様のお陰です。入谷に戻り21時半。いつ寝たのか、気が付くと布団のなか。12月はこうして過ぎていく。

友廣清志税理士事務所

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2022年

7月

25日

22.07.25 Mon

 昼、千葉そごう。桃源でラーメンに餃子。遠慮がちにビール。まだまだ、ウイークデイの昼ビールに後ろめたさを感じます。そう、気が小さいのであります。大振りの餃子をみて、小声でビールの追加。最近。ぼくのまわりで病を得る者がチラホラ。歳なんだからしょうがないが、そんなに急がなくても、と、独り言。

2022年

6月

26日

22.06.26 Sun

 暑くてぼぉぉ~、としている間に6月も下旬。みなさぁ~ん、なんとか生きております。昨日、50年以上付き合いの6人の仲間と、昼ビールを飲んで、確認しました。バカはいつまでたってもバカです。

2022年

5月

30日

22.05.30 Mon

 欧米人は、パスタ(麺)を啜って食べるkとはないという。日本人は、そば(パスタ)を啜って食べる。そりゃそうだ、箸を使う限り、啜らざるを得ない。ナポリタンを箸で食べれば、煤たざるを得ない。フォーク文化か箸文化か。食文化の分岐点は、フォークか箸かにあるのではないでしょうか。ぼくは、スパゲッティを箸で食べます。サラダも。ナイフとフォークを使うのは、ステーキを切る時だけです。滅多にありませんが。

2022年

5月

22日

22.05.22 Sun

 一昨日、何年かぶりにスカイツリーに行ってまいりました。もっとも、本所警察署に赴いたついでに立ち寄ったのですが、ようこんなものを建てることを思いついたもんだと、六厘舎でつけ麺を食べながら、いまさらのように感心しておりました。ちなみに、本所警察署は、落し物の件でありまして、何らかの事件を引き起こしたり、巻き込まれたりしたものではありません。

2022年

5月

16日

22.05.15 Mon

 そうか、今年は平成でいえば34年か。いまだに、西暦で物事を語られても、その当時の自分の記憶がピンとこない。いまから35年前、と言われても、ピンとこない。和暦を、西暦に換算して、35年を差し引いて、そしてまた和暦に換算する。そのころには、なぜそんなことをしているのかを忘れてしまう。思い出を訪ねるにもメンドクサイことになりました。あの出来事って、何年前だっけ、と話しているときのことです。なんかいい方法はないもんでしょうか。

2022年

4月

17日

22.04.17 Sun

 破竹の2連勝をしたかと思うと、今日は敗北。それでも温かく、慈しむのが阪神ファン。そのうち怒涛の3連勝をしてくれるさ。

2022年

4月

13日

22.04.12 Tue

 エイプリルフールを試すこともなく、4月半ばまで過ぎてしまいました。ウクライナのことは語るまい、そう決めました。すると、いま語ることが亡くなりました。シリア内線では死者50万人、避難民1300万人といわれています。ぼくは、もっともっと怒っていいと思います。語ることはしなくとも、起こることはします。